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投稿No.8035
投稿者 つぐむ (49歳 男)
掲載日 2021年9月27日
いつも皆さん、ご拝読頂きまして有難うございます。
昨日かねてから入居希望であってIcup元風俗嬢梨乃さんが入居したので経緯から今日までを書かせて頂きます。

きっかけは自立して今もなお、入居し続けている美穂が相談があると5日前の夕方に自宅に訪ねてきたのが始まりだった。
つぐむさんお願いがあるのと切り出した。
その頼みとは美穂が以前勤めていた風俗店の梨乃という女性を入居させて欲しいという事だった。
美穂から詳しい話を聞くと梨乃と言う風俗嬢が店を辞めたいらしく、でも一人で暮らしていくには保証人も自立資金も乏しいらしく、辞めるに辞められないのだ言う。
そこで美穂は梨乃に私と以前【中出しセフレ契約】をして今は自立して暮らしている事を聞いていたらしくお願いできないか?と言うのだ。
梨乃の写真とスペックを聞くとB100-W56-H85という。
顔写真は松本菜奈実に激似でした。ちなみにむちゃくちゃタイプです。

まず面接しようという事で、翌日梨乃を美穂同行でファミレスで面接しました。
本当に結構似ていてタレントにMEGUMIにも似ていました。
梨乃は以前は大手企業(誰もが聞いた事がある企業)のOLさんをしていてコロナで失業し家賃滞納~定住地を失い~風俗堕ちというお決まりパターンでした。
梨乃は風俗に勤めて半年だという。風俗の仕事は嫌だけどHは好きだというのだ。
そこで梨乃には再度条件を確かめた。

1. 風俗勤めを今後しない事
2. 専属の中出しセフレになる事
3. 住民票を置いて真剣に就活し安定した生活を目指し早期にセフレ契約解除を目指す事

を提示した。
梨乃は勿論理解しているとの事だった。

梨乃の入居を許可し翌日体調確認とピル処方の為病院へ連れて行くように美穂に頼んだ。
その日の午後性病などの異常もないらしく無事、梨乃は入居。
入居した翌日に梨乃は正式契約のため私の部屋に訪ねてきた。
「つぐむさん、本当に有難うございます。おかげで嫌だった風俗を辞めることができました」と言った。
まず梨乃がお腹すいたというので腹ペコ梨乃をハンバーグで腹を満たしてあげた。
お腹一杯になった梨乃を一緒に風呂に入ろうと誘うと恥じらいながらついてきた。
梨乃はすっ裸にするとナイスバディの梨乃の身体が現れた。
むしゃぶりつきたいくらいの爆乳と細身の腰とぷりっとしたお尻がたまりませんでした。
これまで入居してきた女性の中でNo1です。
そして店のHPで確認した時も人気嬢でした。
梨乃を隅々まで洗いそして丁寧に秘貝も洗った。
梨乃も綺麗に私の身体を洗ってくれギンギンなった息子も丁寧に洗ってくれ縦笛を吹くかのごとくのディープストローフェラをしてくれた。
ナイスバディに童顔のギャップがたまらない。
半年しか風俗勤めをしていない割には巧な技に口内射精をしてしまった。
梨乃は笑ってゴックンしてくれた。
梨乃は自分の武器もわかっていて、射精した後もギンギンな愚息をみて「スゴ~イ!!まだギンギン!!」って言いながらIcupの爆乳で愚息を包み込んでのパイズリ攻撃にはひとたまりもなかった(笑)
それでもギンギンが収まりきれなかった愚息に梨乃も驚いていた。

お風呂からベッドへ梨乃をお姫様だっこをして移動したら梨乃は喜んでくれた。
梨乃は緊張がほぐれたらしくベッドに移動してからは恋人のように接してくれ、たっぷりの唾液を含ませてさっきと同じようにフェラをしてくれた。
そこで専守交代し、綺麗な秘貝を丁寧に舐めまわすと再度可愛い「アン!」と喘いだ。そ
の声がたまらなく可愛い。

舐めまわしていると梨乃は「入れて~」と懇願してきた。
遠慮なくギンギンのままの愚息を挿入すると。
「アァ~凄い!気持ちいい~おっきい!!」と喜んだ。
「つぐむさん。一杯頂戴!!たっぷり頂戴」と動くたびに喘ぎ叫んでいた。
その声がたまらなく可愛いかった。
梨乃に「このまま中に出すよ~」と言うと梨乃は「アァ~つぐむさん中に出して~梨乃を愛して~」と可愛い声で哀願してきたのでそのままたっぷり中に出した。

愚息を引き抜くと梨乃の秘貝から大量の私が発射した濃いカルピスが垂れだした。
それを見た梨乃は満足した顔で「つぐむさん。気持ちよかった。凄いおちんちんおっきいんですね。びっくりです。癖になりそう」と言って私に抱きついて暫くは離れませんでした。
そのまま梨乃は疲れたのか私に抱かれたまま寝てしまった。

梨乃は起きたら「つぐむさん。本当は不安だったの。つぐむさんがどんな人かもわからなかったし、ましてや中出しセフレ契約だから」と私も梨乃にわかるよ!でも入居している皆はこの契約して大体1年半位で自立して家賃5万を払う人や中出しセフレ契約を継続している人もいるからね~と言うと「今日つぐむさんとHしてみてわかったの。つぐむさんとのH凄く気持ちいの、そして優しくてたくましいセックスははまりそう。何よりもつぐむさんが優しいから皆甘えるんですね」とニコッと笑ってくれた。
私は安心した。

最初ガチガチで緊張した梨乃だったが今は緊張もほぐれて今はニコニコしながら今は恋人のように中出しされに来る。
暫くはこの松本菜奈実激似の梨乃のスレンダーボディと中出しを楽しめそうです。

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カテゴリー:セフレ・愛人
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投稿No.7636
投稿者 つぐむ (48歳 男)
掲載日 2020年5月18日
投稿No.7625の続き

セフレ化に成功した翔子(源氏名恵美嬢)との後日談を書きます。
翔子は朝8時に私の家に来て朝食を一緒に食べて、私にベロキスをしてからパートに出かけます。
私はマンションの物件管理が仕事なので、マンションの清掃や共用部分の清掃をしています。
また4月からウィークリーとしても貸し出しているので、入居退去があれば清掃や備品の補充をしています。
翔子は昼飯の1時間は家に帰ってくるので昼は2人でラブラブで過ごしています。
17時になれば再度帰宅し、私が買いだしした食品を使い夕飯をつくり、二人でまったりお風呂に入ります。

つい最近、翔子の提案で風呂にソープマットを買い、ソープごっこをしています。
ローションの2リットルを買い、全身ローションを塗り身体を洗ってくれます。
勿論、翔子は素股からそのまま生で挿入して、腰を振りまくり中出しを求めます。

そして、風呂を上がるとお互いに身体を拭き合い、ベッドになだれこみます。
ベッドではまず私が上になり、翔子が上に跨り私の愚息をフェラをして、びちゃびちゃになった愚息を持ち挿入します。
そして翔子は大きな喘ぎ声をだして逝ってしまいます。

まず翔子が逝くと、今度は翔子が上向きになり、正常位で生挿入を求めてきます。
ギンギンに膨張した愚息を一気に挿入すると可愛く「アン!」と喘いで気持ちよさそうに、喘ぎます。
翔子にはピルを服用しているので勿論有無言わさず中出し。
中出しが終わった後は恍惚と余韻に浸り、私に抱きつきながら寝てしまいます。

この生活が翔子との今の生活です。
翔子との出会いは風俗でしたが、今は普通の女性として、いや彼女としてかけがえのない女性になりつつあります。
今朝ナース服が届いたので今夜はナース姿にコスプレしてもらい中出しHをしようと考えています。
ナース服を彼女に見せたら「かわいい!!」と満更でもなかったので明日は彼女が休みなのでゆっくりとナースと中出しを楽しみます。
またこの様子はリクエストがあれば書くことにします。

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カテゴリー:セフレ・愛人
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投稿No.7549
投稿者 てん (54歳 男)
掲載日 2019年12月28日
投稿No.7203の続き

志保と初めて出逢って20年以上が過ぎ、奇妙な同居生活から結婚生活へと変わって20年・・・2015年の暮れに私は50歳になり、志保も45歳となった。
何か記念になるような事を考えていたが、娘の事や家の事で慌ただしく、仕事も不規則な交替勤務という事もあり、金銭面でも厳しい事もあって何も出来ずにいた。
何か行動しようとしても体力的な衰えを感じ、精力的に動けなくなり始めた。
この頃から老眼になり始め、好きな新聞や雑誌を読まない事が増えた。
当然、夜にも影響が出始め、志保を抱くことが減り始める。
それでも週末などは、志保との営みをを途切れないようにしていた。

ある夜の事・・・営みを終え、ぼんやりしていると、珍しく志保がこんな事を口にした。

「てんさん・・・物足りなかったでしょ・・・あたしから誘ったのに・・・ごめんね・・・」
「どうかした・・・?」
「何かね・・・てんさん最後いつも激しいのに・・・ずっと優しいまんまだったから・・・」
「ごめん・・・次は頑張るから・・・」
「きっと疲れてるんだよ・・・もうずっと不規則なシフトだし、てんさんも気が付かないうちに疲れが溜まってるんだよ・・・」

恐らく、物足りなさを感じたのは志保の方・・・私の体力では、今後も志保を満足させられない事が続くように感じた。

「てんさん・・・次の夜勤の時でいいんだけど、金曜日ってお休み取れる・・・?」
「事前に申請しとけばOKだと思う。最悪、葬式が出来たとでも言えば何とかなるよ」
「金曜がお休みとれるなら3連休になるからゆっくり出来るし、少しも疲れが取れると思うんだ・・・」
「分かった。休み申請しとくわ」

そんなで次回の夜勤の金曜は有給休暇を取った。
その週の木曜日の朝・・・引き継ぎを終えて帰ろうとしたら急に中番の人間から連絡があり、今日は都合で休みたいから早出の依頼があった。
渋々承諾して帰る事にした。

「志保ちゃん、今夜は急に中番が休みになったから早出になった」
「明日のお休みは・・・?」
「それは大丈夫」
「身体は大丈夫?」
「心配ないよ」

志保が私の身体を心配して会社へ送迎してくれると言う。
お言葉に甘えて送ってもらった。

「迎えに来る時にコンビニで何か買ってきてくれる?」
「何がいい?」
「ガッツリ食べたいな」

そう言って出勤した。
長い長い12時間の始まりだが、明けて休みだから気分も違う。
そんな私はいつも通りの業務をこなして一息入れようと休憩所へ向かった。
背後から聞き覚えのある声が私の名前を呼んでいる。
振り返ると・・・あの『Kさん』だった。
少し前に異動したのは知っていたが、現場で3交替勤務だとは知らなかった。
何か色々話されたが、頭に入らない。
ただ、Kさんが少し痩せていたのだけは分かった。
適当に聞き流し、切り上げて仕事へ戻った。
深夜1時を回った頃・・・中番の勤務者はバタバタと帰っていく。
そんな中、後ろから声を掛けられた。
Kさんから缶コーヒーの差し入れ・・・

「早出お疲れ様です^^少し休憩しませんか・・・?」

彼女の雰囲気が昔とは違って明るくなっていた。

「タバコ吸うけどいいかい?」
「大丈夫ですよ」

休憩所で他愛も無い話・・・そんなKさんが私に尋ねてきた。

「今の奥さんと結婚して何年くらいなんですか^^?」

今の・・・?私は彼女にバツイチだという事を話した記憶が無い。
確かにセクハラの件で離婚の時に世話になった弁護士は紹介したが・・・

「今のって・・・俺がバツイチなの知ってるんだね・・・俺は話した覚えないが・・・」
「・・・・・」

しまった・・・という表情がKさんの顔にありありと出ていた。

「確かに俺はバツイチだよ。事実です。誰から訊いたか知らないが、この会社の人たちは、人の陰口・悪口・噂話が大好きだからな・・・どこでも同じだよね・・・恐らくKさんも俺が外に女を作って女房と子供を捨てたとでも訊いたんでしょ・・・」
「・・・」

懸命に表情を隠そうとしているのが見え見え・・・どうやら図星のようだ。

「だからもう俺とは関わらない方がいい・・・Kさんの評判も悪くなるし、Kさんが被害者になるだけだから」

被害者という意味を暗に伝えた。
伝わったかどうか分からないが、表と裏は紙一重でも与えられる結果が違う。

「あたしの評判なんて初めから悪いし、陰で使えないって言われてるのも知ってます。セクハラの事で腫れ物扱いみたいにされてるのに空気も読めないし・・・それに今だって訊いちゃいけない事を・・・」
「悪気があった訳でも口が滑った訳でもないんだろうけど、知りたかった事なんでしょ?セクハラの件は俺が余計な事をして本当に申し訳ない」
「違います。そういう訳じゃ・・・」
「もう時間も遅い。早く帰らないと、優しいご両親が心配するよ。それに今こうしているのを誰かに見られると、明日には俺と不倫してるとか言われても全然おかしくないから・・・あっ!肝心な事を言い忘れてた。今の女房と結婚して20年が過ぎたよ。それじゃお疲れ様。コーヒーごちそうさまでした。帰り気を付けて」
「お疲れ様でした・・・明日って早出ですか・・・?」
「明日は家の事情で休みなんだ」
「そうですか・・・」
「アドバイスになるかどうか分からないが、交替勤務は生活リズムが不規則になるから食事だけでも三食きちんと食べた方がいい。表情は明るくなっていいと思うが、急に痩せたみたいだから」
「そうするようにします・・・」
「それからこの会社で長く働くつもりなら陰口なんか気にしないことだよ。いちいち気にしてたら身が保たないから」
「てんさんは・・・そういう時ってどうしてるんですか・・・?」
「否定も肯定もしない。勝手に言ってろって感じ。そういう陰口を叩く奴等なんてどうせ本当の事なんて知らねぇんだから」

肩を落とし、とぼとぼと帰って行くKさんの後ろ姿を見送り、業務に戻った。
強烈な睡魔と戦いながら朝を迎える・・・午前8時に鳴る奴隷解放のチャイム・・・途端に醒める目と身体・・・急いで着替え、志保が待つ正門前にひた走る。
梅雨時だったが、中休みのような感じで朝からボヤッと晴れて物凄く蒸し暑い。
空気がベタベタしてじっとりと汗ばんだ身体に纏わり付く。
早く涼しい所に行きたかった。

「お帰りなさい^^早出お疲れ様。蒸し暑くて大変だったね」
「志保ちゃんの笑顔で疲れも吹き飛ぶわ」
「うそつき・・・えへへ^^」
「腹減ったよ」
「ごめんね。何か目移りしちゃってまだ買ってないんだ。一緒に見て買お・・・^^」
「近くのコンビニだと夜勤明けの連中がわんさかいるよ」

少し離れたコンビニで志保と弁当を物色・・・目移りというか食べたいと思うものが無い。
冷たいお茶とおにぎりを1個を手にレジに並ぶと・・・

「てんさん、それだけ?」
「うん・・・」
「だめだよ。ちゃんと食べないと」

そう言うと志保はバランス良くおかずを選んでいた。

「こんな事なら志保ちゃんの美味しい手作り弁当が良かったな・・・」
「うそつき・・・えへへ^^」

エアコンの効いたコンビニから出ると引いた汗がまた出る・・・

「食べてっちゃう?お休みなんだし、お家で涼みながらビール飲んでのんびりできるよ^^」
「どうせ飲むなら志保ちゃんと飲みたいから今夜にしとくよ」
「何か・・・今日はいつもよりお世辞が多くて強めだね・・・えへへ^^」
「うそもお世辞も言ってねぇんだけど・・・」
「・・・^^」

朝から目が無くなりっ放しかぁ・・・きっと楽しいんだろう。そんな楽しい時間を単純に増やそうと私は思った。

「志保ちゃん・・・」
「・・・^^?」
「いつもの所へ行こうか・・・」
「だめだよ・・・」
「この前さ・・・約束したじゃんか・・・次は頑張るって・・・」
「てんさんがゆっくりするのにお休みしたんだから・・・だめだよ・・・」
「そっかぁ・・・約束破ってごめんな・・・うそつきになっちまった・・・ごめんな・・・」
「・・・」

車を自宅へ走らせた。
向かわせて数分後・・・志保がこんな事を言った。

「てんさんは約束破ってないよ。うそつきでもないよ。冷めちゃったけど、温め直せばいいからいつもの所で食べて帰ろ・・・」

車を思い出ある場所へと向きを変える・・・その場所に着くまでの時間がもどかしかった。
コンビニ袋をぶら下げ、部屋を選ぶパネルの前で立ち尽くすふたり・・・何故かピンポイントでその部屋だけ塞がっている。
朝っぱらで他はガラ空きなのに・・・

「他の部屋にしようか・・・」
「・・・」

他の部屋は志保が嫌なのを私は知っている。志保は他の部屋に出前されていて嫌な思いをしてるからだ。

「志保・・・違う場所を探そう。他に行こう。俺と志保が行った事の無い場所をふたりで探そう」

強引に志保の腕を引いて車に戻って宛もなく走らせた。
かっこいい事を言ってしまったが、如何にもって場所しか知らず、本当に宛が無かった。
そんな私にナビに座る志保が嬉しそうにこう言った。

「久しぶりに名前だけで呼んでくれた・・・志保って・・・いつもいつも志保ちゃん志保ちゃんだったのにね・・・^^」
「ごめん・・・呼び捨てにして・・・」
「何か・・・呼び捨てにされるの凄く嬉しくて・・・あたしはあなたの女なんだなって実感するんだ・・・えへへ^^」

そんなふたりの前に小洒落た見慣れぬ建物が現れる・・・渡りに舟とばかりに飛び込んだ。価格帯は高めか・・・

「ちょっと高めだよ・・・いいの・・・?」
「高いって事はそれだけ設備も充実してるってことなんだと思うよ」
「前向きぃ・・・えへへ^^」

そんな数ある空室の中から一番高い部屋をチョイス・・・ドアを開けると・・・予想の範囲を軽々と超えた広い部屋に大きなテレビと寝心地の良さそうな大きなベッド・・・

「お腹空いたでしょ・・・?急いでお風呂の用意してくるから先に食べてて・・・」

食べて待つ・・・準備を終えた志保が戻り、残りを一緒に食べた。
ふと目をやると、タオルと替えの下着とシャツが用意されていた。
着替えたいなと思っていたが、志保の中では予め想定されていたことなんだな・・・

「やっぱ志保はキチンとしてるわ・・・頼まなくても着替えまで用意してくれて・・・」
「何となくあった方がいいかなって・・・^^」

笑顔で恥ずかしさを誤魔化したか・・・志保らしいと思った。

食べ終え、のんびりとタバコを嗜む・・・緊張感から解放された。
ふたりで風呂に入る。
志保が後ろに回って背中を流してくれた。
流し終わって志保が両手を肩と背中に当てながら・・・

「肩も背中もパンパン・・・こんなになるまで放っといちゃだめだよ・・・」
「あんまり気にならないけど・・・」
「そういう時は・・・志保、肩揉みしてくれって言って・・・お風呂から上がったらベッドでマッサージするね・・・」

風呂上がりに志保が私の背中に清涼感と刺激の強いローションを塗ってくれた。

「これスースーして気持ちいいな・・・それに何かサラサラして感じがいいわ・・・」
「良かった・・・^^」

志保に手を引かれ、ベッドにうつ伏せになる。
約束通り志保のマッサージ・・・肩と背中がゆっくりと揉みほぐされ至福でしかなかった。

「どう・・・?気持ちいい・・・?」
「すごくいい・・・イキそうだよ・・・」
「うそつき・・・気持ちいいの意味が違うでしょ・・・えへへ^^」
「寝ちまうかも・・・」
「そんな時はこうしちゃう・・・ガブッ!」
「痛っ!」
「目が覚めたでしょ・・・?えへへ^^」

背中に噛みつかれた・・・志保の手にギューッと力が入る。

「少し強めにするね・・・重くない・・・?平気・・・?」
「こういう時に重たいのが役に立つんだなぁ・・・」
「あ~!酷っ!ガブッ!」
「痛っ!」

また背中に噛みつかれた。
こんな感じで時が過ぎてゆく・・・休んで本当によかったと思った。

そんな事をぼんやり考えている私に志保が尋ねてきた。

「前にさ・・・あなたがセクハラから助けてあげた女の子いたでしょ・・・その人ってまだ同じフロアにいるの・・・?」

正直、マジで驚いた・・・女の勘は鋭いと言うが、夜中に色々話した事を見透かされているというか、悟られているようだった。
まさかの想定外の問い掛けに返答出来ず、言葉に詰まってしまう・・・お互いが変な雰囲気に支配される前に夜中にあった出来事を全て洗いざらいゲロした。

「そう・・・そんな事があったんだ・・・」
「ごめん・・・」
「何で謝ってんの?悪い事した訳じゃないよ^^それにあたしに黙ってれば分からない事なのに・・・あなたの性分だから仕方ないね・・・えへへ^^」」
「表情は明るくなってたけど、何だか不健康っぽく見えて痩せてたからさ・・・」
「気になっちゃたんだ^^?」
「そういう訳じゃないよ・・・」
「じゃあどういう訳^^?」
「そんなに突っ掛かるなよ・・・」
「えへへ^^」

怒る訳でもなく妬む訳でもなく昨夜の出来事を笑いながら聞いてくれた。

「あなたは・・・あたしをよく律儀だって言うけど、あなたの方があたしの何十倍も何百倍も律儀だよ・・・^^」
「何でよ?」
「黙ってれば分からない事なのに誤魔化さないで何でも正直に話してくれるから^^」
「それって律儀って言うのか・・・?」
「それだけじゃないよ。何気なくだけど、見る所はちゃんと見てくれてアドバイスしてくれる^^」
「見る所?」
「その子ね・・・Kさんは痩せたのを真っ先に気付いてもらえて嬉しかったと思うんだ。一番気付いて欲しい人が気付いてくれてアドバイスくれたんだから嬉しかったと思うよ^^」
「そういうもんなのか・・・?」
「あたしがそうだっだしね・・・^^かなり昔の事だけど・・・『志保ちゃん、顔色が良くないし痩せたぞ。ちゃんと食べてっか?』とかね・・・あたしの手荒れが酷いのに直ぐ気が付いてくれてハンドクリーム買ってきてくれたりさ・・・ちゃんと見てくれてた。やっぱりそういうのってね・・・ちょっとした事だけど凄く嬉しいし・・・だからあたしはあなたの所へ転がり込んで20年も押し掛け女房やってるんだ・・・えへへ^^」

少なくとも押し掛けではない。

「志保・・・俺はKさんに『被害者』って言葉を使ったんだけど、意味って伝わったと思うか・・・?」
「その場にいた訳じゃないから雰囲気とか分からないけど、あなたの話してる内容とか流れからすれば・・・伝わったと思うよ・・・」
「志保が俺と一緒に暮らし始めてからちょっと経った頃な・・・毎晩どっちかの布団で一緒に寝るようになって・・・志保は一度も避妊して欲しいって言わなかったじゃん・・・被害とまでは言わんが、志保はその時ってどう思ってた・・・?」
「正直ね・・・そういうのってあんまり考えてなかったんだ・・・今でもずっとそうだけど・・・あなたとあたしの欲求とか気持ちが満たされるだけで幸せだった・・・それに避妊してもらうとあなたがお客さんに逆戻りしちゃうから・・・」
「結果オーライみたいで申し訳ないな・・・」
「あなたと暮らし始めて○が産まれるまでね・・・ふたりっきりの時間がずっと続いたし、ふたりでお休み合わせて昼間のんびりして・・・夜はあなたに抱いてもらうのが凄く嬉しくて・・・あたし頭悪いから上手く言えないんだけど・・・聞いてくれる・・・?」
「うん・・・」
「ごめんなさい・・・悪い意味じゃないよ・・・あなたの女になった夜からずっと・・・あなたはあたしの身体にむしゃぶりついてくれる・・・夫婦ってSEXだけじゃないけど、あたしは何よりそれが一番嬉しいんだ・・・」

上手く言う必要なんてなかった。気持ちを真っ直ぐに表現した志保に・・・

「志保さ・・・俺の前に物凄く気になる女がいて・・・その女は手を伸ばさなくても届く距離にいる。幸いにもその女は俺を好きだと言ってくれて慕ってくれてる。そんな女と一緒に暮らし始めたんだからさ・・・むしゃぶりつくだけじゃ物足りないんだ。その女の身体と心にむしゃぶりついて全部を貪り食ったんだ・・・それを嬉しいって言ってもらえるなら俺はずっとしたい」
「・・・・・・・」
「今もそう思ってんだけど、俺の身体が衰えてきてな・・・その女に申し訳ないって思ってんだ・・・」
「・・・・・・・」
「次は頑張る次は頑張るって先延ばししてるのが情けないよ・・・」

志保が黙ってしまった・・・何か言おうとしたら私の背中に志保の胸がグニュッと押し付けられた。
大きな胸が押し潰され、柔らかさが際立つ。志保の強い性欲を感じた。

「あたし・・・こんな時って何も言えなくなるけど・・・あなたに・・・あたしが一番嬉しくなる事して欲しい・・・」

仰向けになると、志保の身体が丸まって覆い被さって来て視界を塞がれた。
むしゃぶりつき貪り食うのだから、私は所構わず激しく吸い付き、時折強め噛んだりして志保の胸や乳房やその深い谷間と乳首に情交の痕跡を数多く残した。
その痕跡がひとつ残る度に志保は悦びの声を上げた・・・私は間髪入れずに志保に覆い被さった。
上の唇は私の唇で塞ぎ、下の唇は私の指が入り込んで塞ぐ。
私が舌を絡めて唾液を送り込めば、志保は積極的に反応して舌を絡めてくる・・・指を激しく動かせば志保は濡れと締め付けの激しい熱くなった膣を絡めてくる・・・行き場の無い唾液と愛液が溢れて垂れ始め、重ねた唇の隙間から声が漏れ始める。

「あなた・・イグッ・・あたし・・もうイグッ・・・」

聞き違いかも知れないが、『イグッ・・・』という志保の喘ぎ声は初めて聞いた。
本当に堪らなかった・・・より強く舌を絡め、指を激しく動かすと、志保は身体をカクカクさせ、ビチャビチャと垂れ流し、最後はビシャビシャと吹きながらオーガズムの時を迎えた・・・

重ねた唇を離すと今にも泣きそうな顔で・・・

「あなた、ごめんなさい・・・こんなにビチャビチャにして恥ずかしい・・・いっぱい出しちゃってごめんなさい・・・」
「志保が一番嬉しくなる事だと思ってしたんだ・・・俺の方こそごめんな・・・おっぱいの周りを痣だらけにしちまった・・・」
「嬉しいよ・・・あたし・・・あなたの女だから・・・」

そう言うと、志保はフェラチオを始めた。
唇を這い回らせぴちゃぴちゃと吸い舐める・・・ゆっくり咥え込んで舌を使ってねっとりとしゃぶる・・・奥深くまで飲み込んでズボズボとハードにスロートする・・・いつも私の希望で手を使わないフェラ・・・あまりの良さにその1サイクルを何回も味わった。
時折、視線が合うとアイコンタクトが入る。
志保は淫らにしゃぶる自分を見て欲しいと訴えていた。
そんな志保をじっと見つめると、音を立ててもっと淫らにしゃぶってくれる・・・血液が逆流して私の身体がザワザワし、突き抜けそうな快感に支配されて久しぶりに硬さが頂点に達した。
しかし・・・もう志保を満足させるだけの持続力が無い。
このままだと生挿入後に僅か数分で果ててしまうだろう・・・次は頑張ると言った以上、中途半端は絶対に駄目だ。
どうしても志保のオーガズムが見たい。私の中で志保がイキ果ててゆく様を見たい。私は頭上にある『あれ』に手を伸ばし、封を切った。
怪訝そうな顔で私を覗き込む志保・・・

「どうかした・・・?」
「・・・」
「使う・・・の・・・?」
「うん・・・」
「えっ・・・何で・・・?」
「ちょっと考えてる事あってさ・・・」
「ずっと前だけど・・・ふたりで話して決めたよ・・・ずっと使わないって・・・約束したじゃん・・・うそつき・・・」

泣きそうな志保が我慢出来ずに涙をポロポロと零しながら私に訴えていた。
好きな女から涙まじりの生挿入と中出しの懇願・・・どうやら勘違いさせてしまったようだ。

「ごめん・・・俺の考えてる事はそういう事じゃないんだ・・・勘違いさせてごめん・・・」
「勘違い・・・?」
「そう・・・これって使うと刺激が少なくなるから長持ちするんだ・・・少しでもいいから志保を満足させたいし、弱っちい俺の悪足掻きなんだよ・・・」
「ごめんなさい・・・あなたが律儀な人だって分かってたのに・・・あたしのこと考えての事なのに・・・うそつきって言って本当にごめんなさい・・・」

涙する志保を客だった頃と同じように避妊具ありで抱いてみた。
正常位から始めていつもしてる体位を一通り試してみる・・・志保は気持ちいいと言ってくれたが、私の脳天に突き抜けるような悦びの声は聞こえず、私にも射精感は無かった・・・

「志保・・・どうだった・・・?」
「気持ちいいんだけど・・・何かちょっと違う感じがして・・・あなたもそうでしょ・・・?」
「何ていうか・・・違和感が半端ないっていうか・・・それにいつもの志保じゃないみたいで・・・」
「つまんなかったんでしょ・・・?」
「それは・・・志保もだよね・・・?」
「うん・・・あたし・・・あなたからお金もらってこんなつまんない事させてたんだね・・・」
「そんな昔の事なんてどうでもいいよ・・・」
「あなた・・・これ・・・取っちゃてもいい・・・?」
「取ってくれってお願いしようと思ってた・・・」
「さっきまで凄く元気だったのに元気なくなっちゃったね・・・」

私をベッドの横に立たせ、くるくると避妊具を取り去って志保はそのまま四つん這いになり、何も無かったかのように当然とばかりフェラを始めた。
眼下に広がる光景と、フェラの合間合間に呟くような志保の言葉に刺激が増す・・・

「あたし・・・あなたのしゃぶるの大好き・・・あなたのズボズボしゃぶりながら・・・あなたにグチョグチョ掻き回されるの大好き・・・」

そう言って志保は器用に身体を捩り、大きなヒップを私に向けてきた。
そっと開かれた陰唇に触れてみると、熱い愛駅が滴り溢れている。お望みだから迷いなく突き刺す・・・派手にしゃぶり上げる音と、耳を劈く喘ぎ声が交互に聞こえ、指を出し入れすれば強い締め付けと飛沫が吹き出す・・・私が見たかった志保の姿と、私が聞きたかった志保の声と、私が嗅ぎたかった志保の匂いで私は満たされていた・・・

「あなたっ!あなたっ!このまま!このままイカかせて!イクッ!イクッ!イクッ・・・・あぁぁ!」

志保の望み通りだったと思う。ドサッと倒れた志保の身体・・・シーツは志保の愛液でビシャビシャになって大きなシミを作るほどだった。

「志保・・・気持ち良かった・・・?」
「最高だった・・・でも・・・またいっぱい出ちゃって恥ずかしい・・・」

硬さもずっと維持出来たし、スタミナもまだ残っている。
意図的で明確な意味を持った愛情に満ち溢れたフェラが再び施される・・・

「あなた・・・長持ちなんて気にしなくていい・・・あなたのタイミングでいい・・・あたし・・・あなたの女だから一緒にイケるよ・・・だから空っぽにして欲しい・・・あたしの中にいっぱい出して全部空っぽにして・・・」

そう言うと、また四つん這いになり、ベッドの高さがぴったりだと言い、手を添えて導き、後ろから私を熱い膣内へと迎えてくれた。
嫌いだった後背位・・・20年が経過した今は一番好きだと言ってくれる。
確かに高さが丁度いい。立ってる私がベッドで四つん這いの志保を無理のない自然な形で志保の一番感じる膣奥が自由に突ける。特に力任せの強引な挿入も必要ない。私の動きにシンクロして志保は、前後に揺れてくれる。難なく辿り着いた先では抜群の締まりと溢れる愛液が待っていた。

「あなた・・・もっと奥突いて・・・あたしいっぱい動くから奥いっぱい突いて・・・」

志保も身体を後ろから羽交い締めにした。
両腕の隙間から零れ落ちる乳房がゆらゆらと揺れる。
グニュッと鷲掴んでひたすら揉みしだく。乳首のコリコリとした硬さと、乳房のムニュムニュとした柔らかさ・・・たっぷりと後背位を堪能し、流れで背面騎乗位・・・そのまま起き上がり、痕跡だらけの大きな胸を揉みしだきながら背面座位・・・志保が前を向き、たっぷり唇と舌を絡め合いながら対面座位・・・志保の身体が上下する度、だらだらと滴る愛液・・・ゆっくり押し倒され対面騎乗位・・・私の突き上げを志保は悦び、下からギュッと抱き締めると、私に身体を預け・・・

「あなた・・・このまま・・・このままきて・・・あたしの中に・・・」

そう言うと、志保は唇を重ねてきて小刻みに腰だけをバウンドするように動かした・・・その動きは段々と激しさを増し、鋭さも速さも増した。
シンクロするように膣の濡れが増し、程良く締まった。少しも長持ちさせて頑張ろうと思っていたが、その悪足掻きも終わりを迎える・・・志保の膣奥から熱いものが夥しく溢れ出し、それに包まれながら膣内射精の時を迎えた・・・呼応するように志保もオーガズム・・・志保がイキ果てる瞬間が見れた。私は志保と一緒に絶頂を迎えられた・・・少しも頑張れただろうか・・・暫し、そのまま膣の余韻を味わった。肩で息をする志保が譫言のように・・・

「すっごく良かった・・・すっごく良かった・・・」
「それなら良かった・・・少しも頑張った甲斐があるよ・・・」
「強めにしちゃったから・・・優しくするね・・・」

そう言った志保からお清めのフェラが施される・・・優しくて丁寧なフェラと身体の上をサラサラと触る長い髪が印象に残った。

志保を抱き寄せ、腕枕でピロートーク・・・終始、志保の目は無くなり放しだった。

「お休みしてゆっくりして貰おうと思ってたのに・・・これじゃ疲れも取れないね・・・ごめんなさい・・・」
「大好きな女のマッサージとSEXだから疲れも吹き飛んだよ・・・」
「うそつき・・・えへへ^^」
「ごめんな・・・おっぱい痣だらけにしちまって・・・」
「これはこれでね・・・ちょっと嬉しいんだ・・・^^」
「そんなもんなのかなぁ・・・」
「無我夢中であたしにむしゃぶりついてくれたから・・・^^きっとKさんもあなたとこんな感じになれたら・・・多分ハマっちゃうよ・・・えへへ^^」
「それは無いよ・・・」
「あなたってやっぱり鈍感・・・^^」
「そう・・・?」
「何度もお誘い断ってるじゃん・・・^^」
「お誘い?断ってもいないし、誘われてもいないよ・・・」
「違うよ・・・Kさんはあなたからのお誘い待ってるんだよ・・・^^」
「そうだとしても、誘うなんて考えてもいないし・・・」
「毎回毎回お断りするのも気が引けるでしょ・・・お茶とかごはんとか行ってあげたら・・・^^?いつも袖にしてるんだから^^」
「袖にするってのは、その気があるフリしてさ・・・親しくしといて散々弄んでこっぴどく振る事だと思うよ・・・」
「そっか・・・^^でも、あなたの大好きなぽっちゃりさんだし、おっぱいだってあたしより大きそうだよ・・・何より若くてピチピチなんだから・・・^^」

志保の真意が分からない。悪ふざけなのかマジなのか・・・私は暫く考え、後者という答を出した。
後者というより、そうなったらとても悲しいと私に伝えたかったんだろう。
鈍感も極まると、知らず識らずの内に被害者を生む。
少なくとも志保の前では鈍感でいたくない。

「確かにぽっちゃりでおっぱい大きい女は好きだけど・・・ぽっちゃりでおっぱい大きくてピチピチでもな・・・その人はKさんじゃんか・・・俺のよく知ってるぽっちゃりでおっぱい大きい女じゃない」
「えっ・・・」
「俺がよく知ってる女は・・・心配だからって会社の行き帰りを送り迎えしてくれる・・・仕事終わりにちゃんと着替えも用意してくれる・・・コンビニのおかずでもバランス良く選んでくれる・・・パンパンだよってマッサージしてくれる・・・そういう律儀な女は・・・世話焼きで俺に尽くし続けてくれてる・・・そういう出来た女を裏切るならそれ相当の覚悟がないとね・・・俺にはそんな覚悟なんか持てないし、裏切ったら良い死に方しないし、何より看取ってもらえないじゃんか・・・そんなのになっちまうならさ・・・何も出来ないように、体力も気力も財力も精力も全部捨てて山に籠もって仙人にでもなるよ・・・」
「・・・・・・・・・」
「何で黙ってんだよ・・・?」
「あなたのこと分かってるのに・・・伝えたい事があるのに何も言えなくなる自分が情けなくて・・・」
「志保はそういう性分だから。俺もそれは分かってる」
「何か・・・上手く伝えられないけど・・・あたし幸せだよ・・・」
「なら良かった・・・それでいいじゃんか・・・」
「仙人になんかさせないから・・・」

そう言うと志保は私に覆い被さり、情交の痕跡を私の身体に残し始めた。
そんな志保に身を委ね、されるがままに・・・私の身体中を志保の唇が這い回り、時折強く吸われる。
赤き斑点が所々に出来始めた頃・・・

「あなたの律儀なのもうひとつあったよ・・・」
「?」
「あたしがもう1回したいなって思うと、必ずその日の内にしてくれる・・・」
「需要があれば供給しなきゃな・・・」
「・・・^^」

今夜もう1回って事なんだな・・・体力回復させねぇと・・・そろそろ切り上げよう。
身支度を整え、新たにお気に入りの場所となった所を後にした。
ナビに座る志保が・・・

「てんさん・・・」
「?」

通常モードに戻った志保がこう言った。

「てんさん・・・長持ちとかそういうの気にしなくていいよ・・・てんさんのタイミングでいいし、てんさんのペースでいい・・・それがあたし一番好きだから・・・」
「そっかぁ・・・」
「だからいつものてんさんでいいよ・・・」

ごめんと言っちゃダメなんだろうな・・・ありがとうと言うのも違うような気がした。
左手で志保の手をギュッと握りしめた。
睡魔に襲われる前に自宅着・・・少ししたら買い物に行くと言う志保は・・・

「晩ごはん何か食べたいのある・・・?」
「カレーがいいかな・・・」
「・・・^^」
「嬉しそうじゃんかぁ・・・」
「他には・・・?必要な物とか・・・」
「トランクス何枚か頼んでもいい・・・?」
「いいよ^^色とかは・・・?」
「おまかせで・・・志保ちゃんも上下揃いの買ってきなよ。いつも上下バラバラのだし・・・」
「ありがとう・・・^^」

お金を渡して寝ようとしたら・・・ある事に気付いた。というか・・・志保に渡すのを忘れていた物がある。
『シュシュ』と呼ばれる髪留めだ。
買ったはいいが、恥ずかしくて渡せなくなり娘から渡してもらおうと思っていたまま忘れていた。

「志保ちゃん、ちょっと待って」
「?」
「これ・・・安物だけど・・・良かったら使って・・・」
「・・・」
「長いと大変だろ・・・」
「てんさん・・・ずるいよ・・・」
「何が・・・?」
「このタイミングって・・・ずるいよ・・・」
「俺のタイミングでいいって言ったじゃんかぁ・・・」
「ありがとう・・・大切に使うね・・・」
「切れちゃったらまた買えばいいし、俺の好みで長いのにさせてるから・・・」
「・・・」
「晩飯になったら起こして・・・」
「うん・・・」

志保の瞳が潤んでいた・・・昼間やれる事をやりきった感に満足し、私は睡魔に飲み込まれた・・・

19時を回った頃、娘に起こされ食卓に・・・志保の長い髪がシュシュでまとめられていた。
ガツガツと熱々カレーを頬張り、冷えた天然水をゴクゴクと飲み干す。
一気に身体が目覚め、心地よい汗・・・ビールも良いが、カレーなら冷えた水が良い。
腹が落ち着いたところで、シャワーを浴びた。
上がると、志保がトランクスとタオルを用意してくれていた。
肌触りのいい生地で色はシックな紺・・・サイズもちょうど良い。
寝室に戻ってPCを立ち上げ、アイスコーヒー飲みながらフォルダの整理してぼんやり動画などを見ながら志保を待った。
パジャマ姿で髪をタオルで拭きながら志保が来た。

「乾かすの手伝うよ」

ドライヤーで志保の髪を乾かしていると・・・

「極楽・・・極楽・・・^^」
「何が・・・?」
「旦那様に髪を乾かしてもらえる女房はあたしぐらい・・・^^」

乾いた髪をシュシュでまとめ、私の隣に志保が座った。

「今日楽しかったね・・・昼間・・・疲れさせちゃってごめんね・・・」
「そう言ってもらえるとありがたいし、マッサージしてくれたから疲れも取れたよ。カレーも旨かった」
「よかった。トランクスどう?」
「肌触りも良いし、サイズもちょうど良いよ」
「よかった。色は?」
「シックで良いよ」
「シュシュがね・・・紺だったからあたしの下着とてんさんの下着も同じような色にしてみたんだ・・・^^」
「珍しいじゃんか・・・志保ちゃんが紺とか・・・」
「思い切って買ってみたけど・・・着けてみたら意外と小さめでちょっと恥ずかしくて・・・」
「何か楽しみが増えたような・・・」
「・・・^^」

志保は朝からずっと嬉しそうだった。
そんな一日の終わりに隣に座る志保がいる。
彼女が達して満足するまで抱いてやりたい。
私の身体は回復しただろうか・・・そんな私に志保の顔が近付いてきて私の耳元で囁いた。

「てんさん・・・」
「?」
「もう1回してもいい・・・?昼間したの・・・」

回復具合を確認するのには一番だと思った。

「1回じゃなくて何回もして欲しいんだけど・・・いいのか・・・?」
「てんさん、昼間すっごく気持ち良さそうだったから・・・またしてあげたかったんだ・・・ちょっと待ってね・・・」

そう言うと、志保はパジャマを脱ぎ、キレイに畳んで下着姿で隣に座った。
下着は買ったばかりの紺の上下・・・色白の肌とのコントラストが映える。
確かに小さめだが、これはこれでいい。
思った事を志保に伝えた。
私の目をずっと見ながら志保は下だけを脱いだ。

「・・・?」
「買ったばっかりなのに汚しちゃいそうだから・・・」
「もうちょっと見たかったな・・・」
「うそつき・・・えへへ^^ブラは後で・・・てんさん外してね・・・」

志保が私のパジャマをゆっくり脱がせる。
志保が私の身体に残した情交の痕跡が消えかけていた。
それを目にした志保は・・・

「後でまたつけちゃうから・・・^^」

そう言うと、昼間と同じようにしてくれた。
それを始める前に昼間は無かった行為が加わっていた。
志保の左手がふたつの睾丸をコロコロと転がし、右手は腫れかけた亀頭をキュッキュッと弄り、唇と舌は硬くなり始めた陰茎をピチャピチャと這い回った。
手でされるのをあまり好まないが、髪を束ねたおかげで志保が淫らな行為がはっきり見える。
視線が合うと、囁いてくる・・・

「てんさん・・・ずっと見てて・・・」

そこから昼間と同じフェラチオ・・・あの1サイクルを何度も味わった。
硬さがはっきりと志保に伝わる。
志保は視線を合わせながらハードにズボズボと音を立てながら丸飲み・・・あまりにも鋭い射精感に襲われて腰が引けてしまう。

「てんさん・・・気持ちよかったら我慢しないで・・・このまま出しちゃってもいいよ・・・」

恐らく、これは志保の本意ではない。私も本意ではない。

「昼間もよかったけど、今も凄くよかったよ・・・志保ちゃんのおかげで回復したみたいだ・・・」

志保の下腹部に手を伸ばそうとしたら・・・その手を志保が優しく遮り、躊躇いなく私の身体に跨った。
何の抵抗もなく、志保の膣へと飲み込まれる・・・その膣内は、たっぷりと潤いを帯びて滴らせていた。
志保の目がずっと私の目を見ている。
大きなストロークでゆっくりと上下する志保の身体・・・対面座位で志保の身体を抱き寄せ、背中に手を回してブラを外した。
髪留めのシュシュも外してしまう・・・志保が顔を寄せ、耳元でとても小さな声で囁く。

「てんさん・・・」
「・・・?」
「これするとね・・・あたし・・・てんさんと車でしちゃった時の事を思い出しちゃうんだ・・・すっごく気持ち良くて・・・」

そう言って志保は積極的に動いてくれた。
ひとしきり、その動きと濡れを楽しむと、そのまま志保に押し倒されて対面騎乗位・・・視線を合わせたまま小刻みで波打つような速い動きがどんどん加速する。
垂れ気味のふくよかな胸が目前に現れ・・・またとても小さな声で囁く志保・・・

「てんさん・・・」
「・・・?」
「おっぱい・・・下からグチャグチャにして・・・」

迷いなく両手を伸ばし、形が歪むほどグチャグチャに揉みしだいた。
中心のコリコリとした硬さと、周りのトロトロとした柔らかさが対照的で、その感触が不規則に掌へ伝わってくる。
強く揉みしだく度、志保は何度も恍惚の表情を浮かべていた。
座位と騎乗位を交互に繰り返し、私の硬さと志保の濡れを何度も確認しあった。
その間、志保の目は何度も虚ろになり、溢れさせながら何度かオーガズム・・・私は下から志保の膣内を突き上げ続けた。
射精寸前まで漕ぎ着け、抜こうとすると、志保が微かな声で・・・

「てんさん、ダメッ・・・抜かないで・・・抜かないで・・・出ちゃうから抜かないで・・・」

懇願する志保の膣から抜いてしまう・・・途端に溢れ出る志保の温かいものが私を濡らした・・・その光景を間近に見た時、その温かいものに触れた時、ゾクゾクする感覚を覚えた。
そんな私の目を見た志保は全てを理解し、後ろを向いて四つん這いになり、恥ずかしげにとても小さな声で・・・

「声・・・出せなくてごめんなさい・・・それでもいい・・・?」
「気にしなくていいよ・・・それに昼間いっぱい聞かせてくれたじゃんか・・・」
「強くする・・・?」
「俺のペースとタイミングになるけど・・・」
「いっぱいする・・・?」
「いっぱいかどうか分からないけど・・・」
「また・・・いっぱい出ちゃうかも・・・?いいの・・・?」
「志保ちゃんが気持ちいいなら・・・」

安心したような表情を志保は浮かべた。
突き出された大きいヒップの隙間から一気に強く、志保の一番感じる奥まで挿れた。
『ウッ・・・』っと言ううめき声が聞こえ、志保は両手で口を塞いだ。
懸命に声を押し殺している。
その両手を後ろから掴み、強く突き立てた。

「てんさん、だめ・・・声が出ちゃう・・・」

お構いなしに志保の膣を貫いた。
志保は堪えきれず、悦びの声を上げ、ずっと私に聞かせてくれる・・・それでもホテルでの5割減・・・それでも私にとっては、嬉しい事であるのは間違いない。
そんな志保は、私の腕を強く握り返し、大きなヒップを私に突き出した。
志保の合図を察知し、しっかりと奥まで挿入して強く突くと、程なく志保はオーガズムを迎えて私を射精へと導いた。
時間を見ると23時40分・・・何とか今日の内に間に合った。
暫し、呆然としていると、志保が強く抱き付いてきて・・・

「だめって言ったのに・・・全部だめって言ったのに・・・」
「本当にだめっだ・・・?」
「・・・・・・」
「正直に教えてよ・・・」
「だめ・・・じゃない・・・」
「いっぱい濡らしてくれて・・・たくさん動いてくれて・・・それによく締まってたよ・・・」
「恥ずかしい・・・」

恥ずかしそうに下を向いたままの志保が・・・

「てんさん2回だけなのに・・・あたし何回も・・・」
「俺のペースとタイミングなんだからいいんだよ・・・」
「強くて・・・硬くて・・・すっごく気持ち良くて・・・それにね・・・昼間も今も後ろがすっごくよかったの・・・」
「嫌いだったのにな・・・」
「初めて後ろしてから・・・てんさんにいっぱいいっぱい仕込まれたから・・・」
「またしよ・・・」
「うん・・・あっ・・・いつもの・・・」

お清めを施そうとした志保に・・・

「志保ちゃん、軽くシャワーすればいいよ・・・」
「ごめんなさい・・・」

ふたりで軽くシャワーを浴びる。
身体を拭いて下着を着けた志保が・・・

「てんさん、ビール持ってくから先に行ってて^^」

紺の下着姿の志保が冷えたビールを持ってきて隣に座った。
手にはプレミア感たっぷりの国産高価格帯ビールの500が2本・・・

「あっ!これ美味しいんだよ」
「下着買って少し残ったからちょっと贅沢しちゃった・・・^^」

ふたりで乾杯する・・・とにかく旨かった。笑顔の志保が・・・

「てんさん・・・もうずっとこうだね・・・^^」
「こうって・・・?」
「てんさんとあたし・・・こういう感じっていうか、雰囲気っていうか・・・上手く言えないんだけど・・・」
「何となく分かるよ」
「結婚前からずっとなんだ・・・^^てんさんの女になれた夜ね・・・てんさん朝までずっとしてくれた・・・5回もしてくれたんだよ^^」
「そうだっけ・・・?」
「でもね・・・最高は6回・・・^^結婚して3ヶ月くらいの頃、てんさんが今日みたいに金曜お休みしてくれて出掛けようって・・・そしたら大雨で・・・その朝ね・・・起き抜けでしてくれて・・・朝ごはん食べてすぐして・・・昼間2回して・・・夜も2回してくれた・・・^^」
「今じゃその半分も出来ねぇわ・・・」
「あたしね・・・結婚して子供が生まれて時間が経っていけば、そういうの減ってくって思ってたんだ・・・」
「確かに夫婦らしい事もなかなか出来なくなったよな・・・」
「その頃ね・・・てんさんが給料増やしたいって交替勤務になったじゃん・・・きっとこのままね・・・すれ違いとかになってしなくなっちゃうんだろうなって思ってたんだ・・・・・・」
「まるっきり逆じゃんか・・・減るどころかさ、ほんのちょっと増えたよな・・・?」
「うん・・・疲れてるてんさんには申し訳無いけど、夜勤明けだと昼間ふたりっきりの時間が増えたじゃん・・・あたし単純だから嬉しくて・・・^^」
「昼間さ・・・ちょっとだけゴム使ったじゃんか・・・」
「うん・・・」
「志保ちゃんは俺に金払わせてこんなつまんない事させてたって悲しそうに言ったじゃんか・・・」
「うん・・・」
「つまんないとは思わなかったし、何回も逢ってずっと話して結婚まで漕ぎ着けたんだから」
「てんさん、しょうもない貧乏くじ引いちゃったね・・・^^見た目は悪いし、スタイルだって悪いし、性格だってそんなに明るい訳じゃないし・・・」
「俺は鈍感だけど、志保ちゃんの一番良い部分を知ってる。そういう部分が俺は好きでそれはずっと前から変わらない。だから志保ちゃんがずっとこうだって言ってくれるのがやっぱり嬉しいよ」
「あたしが上になった時ね・・・てんさんがいっぱいおっぱい揉んでくれた時、てんさんすっごく硬くなって・・・あたしも気持ち良くて止まんなくなっちゃって・・・」
「大して硬くなってねぇげど・・・そういう時って志保ちゃんがいっぱい締まってるんだよ。いっぱい濡れていっぱい硬くなって・・・いっぱい締まっていっぱい突けて・・・恥ずかしいから人様には自慢できないけど、夫婦として最高だと思うよ」
「嬉しい・・・」

ビールを飲み干した頃、急に志保が抱きつき、押し倒されて情交の痕跡を残し始めた。
志保が納得するまで我が身を任せ、志保のしたいようにさせた。

「志保ちゃん・・・明日の朝・・・しようか・・・」
「うん^^」
「俺のペースとタイミングで申し訳無いな・・・」
「あたし、てんさんのペースとタイミング大好きだから・・・^^」

翌朝早く志保と身体を重ね、私のペースとタイミングと志保のペースとタイミングがピッタリ合って最高だった事をお伝えして長かった20話を締め括りたいと思います。

そんなこんなで私達夫婦のつまらない話も終わりです。
長き渡ってのお付き合い本当にありがとうございました。

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カテゴリー:恋人・夫婦
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投稿No.7203
投稿者 てん (53歳 男)
掲載日 2019年1月01日
投稿No.7082の続き

前回投稿の文末にて禁欲生活だったと書きましたが、禁欲と言っても性欲以外は満たさないと日常生活に支障が出る。
食事と睡眠と排泄はどうする事も出来ない。
自然に生まれる欲は処理しないと人間として機能しなくなる。
それでも性欲だけは場合によって処理出来ないこともある。
私と時期を同じくして単身で応援に行った人達は、遊びも含めて風俗のお世話になっていたと聞いた。
確かにそれもありだと思う。
過去に私は性欲処理の為だけに客として嬢だった志保を呼んでいた。
志保と出逢う前に他の嬢を呼んだ事もあったが、志保と出逢ってからは性欲の処理を志保に避妊具付きでお願いしていた。
平たく言えば、性欲の処理に金を払って志保を使っていたと言う事になる。
その時の事が何故か今でも罪悪感を感じてしまう。
その感覚があってか、その後は風俗とは完全に無縁となった。
それは今現在でも変わらない。
ならば、一般の素人女性ならと思うでしょうが、私にはハードルが高すぎる。
顔見知りの女と深い仲になるとか、見ず知らずの女をナンパしてホテルに直行とか・・・私には無理。
仮にそういうシチュエーションになったとしても、いざこれからという時に萎えると思う。
身勝手だが避妊具がダメなのだ。
使うと元嫁との忌まわしき記憶や志保を処理として使っていた事が蘇ってしまう。
志保と暮らし始めてから避妊具を買った事も使った事も一度たりともない。
結婚してすぐの頃だったか、志保が風邪をひいて薬を飲んだ事があった。
その風邪が治って志保と事に及ぼうとした時、志保の表情が曇ってSEXを躊躇った。

「てんさん・・・ごめんなさい・・・あれ使わなきゃならないの・・・」
「あっ・・・そっか・・・そうだよな・・・」
「買ってくる・・・?」

あれほど勃ったのに急速に萎えた。
好きな女を前にして萎むというのは悲しい事だ。

「買わないって決めてるからいいよ・・・」

私の変化に気付いた志保は・・・

「ごめんね・・・あたしのせいで・・・これから風邪ひかないように注意するから・・・」
「いくら予防してもひく時はひくし・・・それに志保ちゃんが原因じゃないよ」
「薬なんて飲まなきゃよかった・・・」
「死んじゃうだろ・・・」
「あたし頭は悪いけど、身体は丈夫だから・・・きっと薬なんて飲まなくても平気だよ。えへへ・・・」

えへへと見かけだけ笑ったようだが、笑っていなかった。
事実、同居前に風邪をこじらせて志保は入院したし、それが私達を結んだきっかけでもある。
それを壊す事は出来ない。

「調子が悪い時は病院に行ってもらってきた薬は必ず飲む事。少しだけ間を空ければ済む事だよ。それに子供できたらしばらくお休みしなきゃなんないだろ・・・」
「うん・・・」
「それに俺ゴム嫌いなんだよ」
「えへへ・・・^^そうだと思った」

それから後、風邪をひかないように持ち込まないように注意はしたが、やはりひく時はひく。
そういう時は短期間の禁欲生活を余儀なくされる。その期間が長ければ長いほど、解禁になればガッツリとしてしまう。
そんな私達夫婦も今では全く気にぜず、好きなようにしている。
そんな夫婦のちょっとした出来事を書いてみたい。

確か、娘が15歳になる前・・・私は、ある計画を立てていた。
娘が中3になると、学校行事で2泊3日の修学旅行がある。
それに合わせて私達夫婦も1泊2日の旅行に行こうと・・・私49歳 志保44歳になる2014年の梅雨入り前の出来事である。
その2ヶ月前に話は遡る・・・

「志保ちゃん、少しの間さ・・・俺に付き合ってくれない?」
「いいよ^^何か始めるの?」
「ストイックに暮らしてみようかと思ってさ・・・」
「ストイック?」
「うん・・・完全には無理だけど・・・何かを断つ事から始めてみようと思ってるんだ」
「協力するよ。頑張ってね^^」

簡単に始められる事・・・先ずは酒。
禁酒は簡単に出来た。
次にタバコだが、自分への甘さもあり、かなり厳しくて禁煙は出来ず・・・1日20本を半分の10本にした。
志保は反対したが、健康の為と言って食事も質素な物にして腹八分目を心掛けた。
睡眠は仕事に支障を来たすので、現状維持とした。
かなり甘っちょろいストイック生活・・・最大の難関は志保との夜の営みだった。
こればかりは相手がいる事だから志保に了承を得なければならない。

「志保ちゃん・・・少しの間なんだけど、控えたいんだ・・・いいか・・・?」
「そこまでしなくても・・・何で・・・?」
「ちょっと考えてる事があってさ・・・」

今にも泣き出しそうな志保の顔・・・涙が零れ落ちそうだった。

「このまま・・・しなくなったりしない・・・?もしかして・・・他に好きな人が出来たの・・・?」
「それは絶対無い!」
「だったら何で・・・?あたし不安だよ・・・てんさんの考えてる事って何・・・?」
「これからもずっと一緒だから心配するな」

最後まで不安を口にした志保を落ち着かせる為にその夜から手を繋いで寝る事にした。
早番なら必ず繋ぎ、中番なら眠っている志保の手を握り、遅番なら私が眠るまで志保の手を握った。
休みは家に居て志保と話す。そんな生活が1ヶ月半ほど続いた。

「志保ちゃん、今度○の修学旅行があるじゃん。それに合わせて俺らも出掛けないか・・・?1泊くらいでさ」
「どこ行くの・・・?」
「あんまり遠くだと何かあったら困るからそう遠くない所でのんびりするのどう・・・?」
「いいね・・・^^」

とある地名を出してみた。
途端に志保の笑顔が一気に曇り、口籠ってしまう。
その地名は志保の生まれ育った街・・・志保の父親が眠る場所でもある。

「何も無いし・・・本当に何も無いよ・・・」
「無くないよ。ずっとお父さんの墓参りにも行ってないじゃんか・・・」

結婚したばかりの頃、たった一度の墓参りだけで、それ以降は親不孝が続いている。

「あたし・・・お父さんに顔向けできない・・・」

その理由は私も知っている。
志保は父親が遺した幾らかの金を付き合っていた男に負わされた借金の返済に全額を充てた。
それでも全く足りず、嬢として見知らぬ男達に身体を買われ、稼いだ金の大半を返済に充て、その成り行きで私と知り合う事になる。

「志保ちゃん・・・今って幸せかい・・・?」
「もちろん幸せだよ」
「だったらお父さんにキチンと報告しなきゃなんないだろ・・・」
「・・・」

そんなやり取りを気長に何日か続け、志保を何とか口説き落とした。
出発当日・・・娘を見送り、私達も志保の生まれ育った街へ短い旅に出掛けた。
私は・・・出掛ける間際から志保を抱いているつもりで彼女に接した。
ナビに座る志保を見て、ちょっとした笑顔で髪に触れたり、頬を撫でたり・・・途中の休憩でもナビ側に回って志保の手を取り、車から降ろす。
その流れで肩を抱いたり、腰に手を回したりした。
傍から見れば、他人の目も憚らず、恥ずかしげもなくベタベタする気味悪い中年カップルにしか見えなかっただろう。

「てんさん、何か今日多めだね・・・^^」
「何が?」
「スキンシップ・・・^^」
「そう?いつもと変わんないけど」
「あっ?とぼけてる・・・うそつき・・・^^」
「結婚してから何処へも連れ出してやれなかったし、偶にはこういうのもいいかなって思ってさ・・・」
「・・・^^」

久しぶりに目の無くなった志保を見て嬉しかった。
そんなで志保の父親が眠る場所へ・・・仏花と供物を買い、父親が好きだったというウイスキーも買い求めた。
墓前に花を飾り、供物を供え、家から持ってきたグラスになみなみをウイスキーを注ぎ、線香を手向け、ひたすら二人で手を合わせる・・・線香の煙が目に染みた。

「ちゃんと報告出来た?」
「うん。お父さん喜んでくれたと思う」
「ならよかった・・・墓参り来れてよかったな・・・」
「ずっと顔向け出来ないって思ってたんだ・・・」
「次は○も連れて来ような」
「てんさん・・・ありがとう・・・」

志保の父親にこれまでの無沙汰と無礼を詫び、墓地を後にした。
予約したホテルのチェックインまでまだ時間がある。
志保が生まれ育った街を見て歩く・・・確かに観光地でもないし、目立つような物もない。
至って普通の街だが、最寄り駅の周辺は再開発と区画整理が進んでいるようで、当時の面影はないと志保が言う。
それでも私は、この街へ来て良かったと思う。
志保には嫌な記憶しか残っていないと言うが、それでも故郷である事に変わりない。
そこには私の知らない志保が存在していて、それは私にとって知りたい部分でもあった。
行く宛もなくブラブラと歩く・・・嬉しそうに並んで歩く志保の長い髪には白きものが微かに・・・殆ど目立たないが・・・目尻の小ジワも少し増えた。
知り合って19年と少し・・・その重ねた月日は長いようで短かったように感じた。

チェックインの時間だ。
ドリンク類やつまみなどを買って部屋に・・・このホテルはビジネスと言うより、ホテルウェディングがメインのようだ。
部屋はシングル・ツイン・ダブルとあったが、迷わずダブルを予約していた。
部屋は広くないが、そんなに広い部屋は必要ない。
寧ろ、近くに志保を感じられて良かった。

不意に後ろから志保がギュッと抱きついてきた。
私の背中に伝わる志保の体温と柔らかい胸の感触・・・

「てんさん・・・」
「・・・」
「もういいよね・・・?もうストイックしなくてもいいよね・・・?」
「もっと自分を追い込もうって思ってたんだけど・・・中途半端に生温いのは志保ちゃんに申し訳ないばっかりでさ・・・気持ちばかりの禁酒だけで禁煙すら出来なかったよ」
「てんさん、すごく頑張ってたよ。タバコだって半分にしたじゃん・・・全然しなかったけど、必ず手を繋いでくれた。お休みだっていっぱい家族サービスしてくれて・・・今日だっててんさんが連れて来てくれなかったらお墓参りだって出来なかった。何気ないスキンシップだっていっぱいしてくれたから嬉しくて・・・」
「家を出た時からずっとふたりだったし・・・」
「ふたりでいる時は・・・もうストイックしなくてもいいよね・・・?」

そう言うと、志保の身体がより強く密着してきて堪らなかった。
志保は・・・私の本当につまらない理由で始めた自分勝手な甘っちょろいストイック生活に付き合ってずっと我慢してくれた。

「志保ちゃん・・・食事に行こうか・・・」
「えっ・・・?」
「もう少しだけ付き合って・・・」
「えっ・・・うん・・・」

家を出た時から志保をずっと抱いている。
焦らしている訳じゃなく、この後、このダブルベッドで志保と交わる事をある思いと重ねていた。
ホテル近くの居酒屋に入り、酒を解禁した。
志保とハイボールで祝杯・・・キリッとした味と強めの炭酸・・・ありふれた肴も旨い。

「てんさん、おかわりは^^?」
「これぐらいで丁度いい・・・」
「ずっと我慢してたから美味しいでしょ^^?もう少し飲めば?」
「何か酔ってグダグダになりそうだから」
「あたしも付き合うから飲も・・・^^」

志保のすすめもあり、2杯目をふたりで飲む・・・肴を食べ尽くし、ハイボールも空になった。
周りに他の客がいない事を確認して志保に思っている事を伝える。

「志保ちゃん・・・俺さ・・・忘れた事は一度も無かったよ。結婚して旅行に行ってさ・・・夜さ・・・ホテルで志保ちゃんが悔しそうで悲しそうだった事・・・一度たりとも忘れてないよ。本当は同じ場所に行って志保ちゃんがしたかった事を初めからやり直したかった。でも、時間も予算も取れなかったし、時間は巻き戻せないからお父さんの墓参りも兼ねてな・・・志保ちゃんの生まれ育った場所に来たんだ・・・悪い事ばっかりだったって言ってたから少しでも良い思い出になればと思ってさ・・・」
「ありがとう・・・」

志保の瞳が濡れていた・・・

「そろそろ部屋に戻ろうか・・・」
「うん・・・」

会計を済ませ、ホテルの部屋に戻った。部屋の風呂はユニットバス・・・当然だが小さくて狭い。

「てんさん、お風呂が狭いし、あたし太ってるから・・・一緒だともっと狭くなっちゃうし・・・別々にする・・・?」
「志保ちゃんとの距離は近い方がいい・・・誰にも見られないんだから一緒に入ろう」
「・・・^^」

志保の身体と長い髪を洗う・・・髪を洗い流してタオルドライ・・・

「長いから大変だろ・・・」
「面倒だけど、てんさんが好きって言ってくれるから・・・^^変わるね」

私の身体と髪を志保が洗ってくれた。
狭いユニットバスが提供してくれる密着感・・・私の表情を志保は観察している。
更に志保の身体が密着してきた。
ずっと我慢していたが、とうとう我慢の限界とやらがやって来た。
久しぶりというのもあって強く勃ってしまう・・・

「ストイックにって言ってから2ヶ月くらいになるよね・・・こんなになるまで我慢して・・・身体に悪いよ・・・えへへ・・・^^」

そう言うと、志保は手を控えめに伸ばしてきた。
柔らかい手で包まれた部分が優しい表情とは裏腹に激しく動いている。
このまま射精してしまえば、私の計画が脆くも崩れてしまう。
志保を強引に抱き寄せ、その動きを遮った。

「てんさん・・・もう我慢しなくていいよ・・・」
「うん・・・出ようか・・・」
「うん・・・」

志保と私の髪を乾かし、お互いバスタオルのみでダブルベッドに・・・隣に座った志保が私の胸に顔を埋めた。

「てんさん・・・」
「・・・?」
「ごめんんなさい・・・」
「どうした・・・?」
「あたし・・・イキ過ぎちゃうかも・・・だから早くても・・・いいよ・・・」

志保が弱い私に対する目一杯の気遣い・・・いじらしかった。

「今日は・・・家を出た時から俺は志保ちゃんをずっと抱いてたんだよ・・・今日さ・・・ここに来たのは、お父さんの墓参りが目的だけど、別な目的もあってさ・・・」
「何か今日はスキンシップ多めだなって思ってたんだ・・・何かあるのかなって感じてたけど・・・」
「志保ちゃんが生まれ育った所でな・・・ありのままの志保ちゃんを抱きたかったんだ・・・俺の知らない志保ちゃんがここに存在してた・・・その志保ちゃんをどうしても知りたくて・・・その為にずっと我慢してたんだ」
「それでストイックして計画立てて・・・連れて来てくれたんだ」
「うん・・・俺のつまんない見栄と汚いエゴに付き合わせちゃって本当に申し訳ない」

志保は私の前に立ち、バスタオルを取って裸体を晒した。
ふくよかな胸に顔を埋めてしまう・・・

「てんさんの知らないあたしなんていないよ・・・」

そう言うと志保は私の身体を抱きすくめ、そのままベッドに押し倒された。
以心伝心というか、阿吽の呼吸というか、私が欲する方へ志保は先回りしてくれる。

「てんさん・・・ゆっくり奥まで来て・・・」

私は対面騎乗位で志保の膣内へゆっくりと導かれ、志保が一番好む一番感じる奥に辿り着いた。

「そこ・・・そこいい・・・すごくいい・・」

激しく突き上げたい衝動を堪え、ゆっくり動く志保に合わせた。
肌の密着感と膣への密着感がいつもより強い。
当然と言えば当然だか、快感も強い。
膣内を穿かれた志保も既に溢れ出している。
体位を対面座位へ変えた。
志保の動きが段々と激しくなる。
腰振りというより、大きなヒップが狂ったようにガツガツと縦に振られていた。
私の目を見据えた志保の目は逸らす事すら無かった。
たった2ヶ月間ほど我慢して溜め込んだぐらいじゃ足りないと思わせる志保のSEX・・・何かが破裂するような感覚に支配され、突き抜けるような快感と共にありったけの精子を送り込んだ時、志保は私の名を何度も何度も呼び、ハメ潮を溢れ出しながら絶頂へと達した・・・

そのまま志保の身体を抱き締める・・・志保の丁寧なお清めを味わう・・・長かった今日のSEXが終わった・・・ふたりでバスルームに・・・軽く流してベッドに戻った。喉がカラカラに乾いている。

「てんさん、喉乾いたでしょ?はい・・・^^」

志保が残っていたウィスキーでハイボールを作ってくれた。
乾杯する・・・

「あっ・・・ちょっと濃い・・・?」
「平気だよ」

ふたり並んで座り、ハイボールを嗜む・・・

「旨いなぁ・・・じんわり身体に染み渡るわ・・・」
「ずっと飲んでなかったからだよ^^」
「ずっと我慢してた酒も旨いし、痩せ我慢して控えてた志保ちゃんとのSEXも最高・・・何か堪んないよな・・・」
「そう・・・?えへへ・・・^^」
「悔しかった事とか悲しかった事とか・・・そういうのは・・・?」
「もう無くなったよ。あたしの気持ちをてんさんが知っててくれたんだから^^」
「SEXだけが夫婦じゃないと思うけど、SEXって俺らには大切な事なんだよな・・・」
「そうだね・・・それなのにあたしガツガツしちゃって・・・ごめんね・・・あたしがゆっくりって言ったのに・・・はしたなかったでしょ・・・?」
「志保ちゃんがガツガツしなかったら俺がガツガツしてたよ。俺らは・・・そういう夫婦になったんだよ」
「・・・^^」

今日は・・・終始、目の無くなる志保を見ていた。

「あたし・・・てんさんとのSEXも好きだけど、終わってからこうやって話すのも好きなんだ・・・^^」
「気に入って頂けてるようで・・・」
「・・・^^」

私も志保も濃いめのハイボールが効いてきたようだ。
やり遂げたような達成感と心地よい充実感がある。
酔いも相まって私達は2回戦を目の前に睡魔から逃れられず・・・志保の寝息が聞こえ始めた頃、私も心地よい眠りに落ちた。

翌朝・・・ほぼ同時に目が覚めた。

「おはよ」
「おはよ・・・^^寝ちゃってごめんね・・・」
「俺も寝ちゃったよ」
「もう1回したかったね・・・^^」
「そうだね・・・」
「てんさん・・・」
「・・・?」
「今日からまたストイック始める・・・?」
「目一杯我慢してすれば、すごく気持ちいいけど・・・志保ちゃんを不安にさせたくないし、普通にしようか・・・」
「・・・^^」

嬉しそうな志保の顔・・・彼女は当時43歳・・・女盛りも頂点から下降線だろう。
熟れてはいるが、下り坂を降りている。
私は50歳まで1年半ちょっと・・・どうやっても勝てっこない衰えとも戦わねばならないだろう。
それならば、抱ける時に志保を抱いておきたい。
昨夜の志保は、私にそう思わせてくれていた。
そんな志保は、ホテルを出た時から積極的なスキンシップを始めた。
恐らく、昨日のお返しだろう。
時折、腕を絡めてきてムギュッと当たる胸が堪らない。

「志保ちゃんって律儀だよね。昔から・・・」
「何が・・・?えへへ・・・^^」
「ちゃんと気が付いてるよ」
「・・・^^」
「やっぱいいよな。尽くされるのって」
「あたし重くない・・・^^?」
「体重が?」
「ひどい^^」
「俺は重いのが好きなんだ」
「そう言うと思った^^」

志保をナビに座らせ、帰路に就く。
信号待ちなどで止まると、楽しかったと笑みを浮かべてくれた。
自己満足でしかないが、楽しませてやれた事に一安心する。
のんびりと車を走らせ、会話も楽しめた。唐突に志保が訊いてきた。

「てんさん、訊いてもいい・・・?」
「何だい?」
「てんさんは『お風呂屋さん』って行ったことある・・・?」
「風呂屋?銭湯かい?」
「違うよ・・・大人のお風呂屋さん・・・^^」
「そっちの風呂屋か・・・自慢じゃないが、一度もないな」
「行ってみたい・・・^^?」
「そんな所へ行かなくてもね・・・何より志保ちゃんがいるんだし、そういうのがしたくなったら志保ちゃんに頼むから」
「頼まれても出来ないって^^」
「それでも頼んじゃうと思うよ」
「何で・・・^^?」
「俺ってさ・・・リピーターじゃんか・・・」
「リピーター?」
「志保ちゃん知ってるでしょ・・・俺と志保ちゃんは初めて出逢って30分かそこらでSEXしたんだ・・・それ以来ずっと俺は志保ちゃんとしかしてないよ」
「・・・」
「とにかく逢いたくて・・・SEXしたくて・・・」
「てんさんは・・・物好きだよね・・・」
「そうか・・・?」
「こんなあたしと・・・すごく物好きなリピーターだね・・・」
「俺と志保ちゃんは・・・SEXしてその後の生き方が変わった・・・幸いにも同じ方へ歩き始められたからさ・・・ずっとリピートしてんだ」
「飽きたりしない・・・?」
「ない。志保ちゃんは?」
「あたし絶対ないよ」
「それなら俺らは・・・どっちかが死ぬまで夫婦でいられる。SEXだって俺がダメになるまで続けられるよ」
「てんさんはダメにならないよ」
「もうすぐ50になる。これからどんどん老化は進むよ・・・それでなくても元から弱っちいんだから」
「リピーターしてくれないの・・・?」
「出来る限りするけど、男としてダメになったら勘弁な・・・」
「あたし頑張ってするし、これからも一生懸命尽くすからずっとリピーターでいて欲しい・・・」
「前に言ったでしょ。俺は志保ちゃんじゃないと勃たないって」
「何か変な話になっちゃってごめんね・・・お風呂屋さんとか冗談のつもりだったのに・・・」
「俺がリピーターだって分かってくれたんだからいいよ」
「物好きなリピーターさんにはサービスしなきゃ・・・^^」

どうやら志保のサービスをまだ受けられるようだ。どんなサービスなんだろう・・・?何故かサービスという言葉が気になった。

「てんさん、お風呂入ってかない・・・^^?」
「風呂?ホのつく所かい?」
「違うよ^^昨日の途中で○○の湯って所があったんだ」
「そういう所だと志保ちゃんと一緒に入れないじゃんか・・・」

駄々をこねてみたが、志保に押し切られてしまう。
効能の分からない変な色のお湯に浸かり、喫煙所にてタバコを灰にしながらニコチンを身体にブチ込み、アイスコーヒーで喉の渇きを潤しながら志保を待った。
化粧を直した志保がキョロキョロして私を見つけて手招き・・・

「近くに海があるから行ってみない^^?」
「うん・・・」

海まで車を走らせ、少しも眺めのいい場所へ車を停めた。
時間は木曜の午後2時頃だったと記憶している。
どこか寂れた感じで他に車も無く人影も無い。

「てんさん、ふたりっきりで海なんて久しぶりだね・・・」
「うん・・・」

暫し、ボーッと波を見ていた。

「てんさん・・・」
「・・・?」
「触って・・・」

控えめにふくよかな胸へ手を押し当てると・・・志保が私の目を見て・・・

「てんさん・・・あたし・・・しつこいよ・・・」
「悪い意味でしつこいのは困るけど、良い意味でのしつこいなら良いんじゃないか・・・」
「しつこくて嫉妬深くて執念深いよ・・・」
「それだけ愛情が深いって事でしょ。Kさんとの事があった時、志保ちゃんを見ててそう思ったよ」
「やっぱりてんさんには敵わないね・・・何言っても簡単に言い負かされちゃう・・・」
「それはどうかな・・・俺だって志保ちゃんに敵わない事もあるし・・・そろそろ帰ろうか・・・」
「もう少しいてもいい・・・?」
「いいよ」

そう答えると、志保から女の匂いが漂い始めた。
昨夜はハイボールが効いてお互い寝てしまったから物足りなさを感じていたのも事実・・・それが今朝から頻繁だった志保のスキンシップに如実に現れていた。
志保から漂う女の匂いは徐々に強くなり始め、咽返るような感覚に陥る。
そんな感覚の中で志保の声が聞こえた。

「てんさん・・・お口でしてもいい・・・?」
「俺もしてもらいたいけど・・・それだけじゃ済まなくなるよ・・・いいのか・・・?」
「てんさんがしたくなるとあたしもしたくなっちゃう・・・誰もいないけど、やっぱり落ち着かないよね・・・」
「何処か寄ってく・・・?それとも家まで我慢する・・・?」
「お家がいい・・・お家なら誰にも邪魔されないから」
「しつこくて執念深くて嫉妬深い女とさ・・・誰にも邪魔されずにしたいよ」
「いっぱい・・・する・・・?」
「俺が頑張れる範囲になるけど・・・5回ぐらいでいい・・・?」
「そんなにいっぱい出来ないよ・・・^^」
「志保ちゃんの顔に5回したいって書いてあるよ」
「書いてない・・・いじわる・・・^^」

そんな志保の表情から強く伺い知れる事があった。
昨日の夜よりもっとして欲しいと・・・ご希望は然と承ったと雰囲気で伝えた。留守中の娘には申し訳ないが、私達夫婦は・・・今宵ふたりっきりの時間を過ごし、生SEXでお互いの身体を堪能し、その関係にある事を気の済むまで楽しむ。
暫し、父親と母親である事を忘れさせてくれ・・・

なるべく早く家に着きたいが、安全運転で高速を走り、最寄りのICにて降りた。
見慣れた風景がお出迎え・・・

「何かあっという間だったね・・・^^」
「そうだな・・・」

家に着いたら荷物や土産を放り投げ、志保の身体にむしゃぶりつこうとしていた。
それは志保も同じだったようだ。
玄関の鍵をかけた途端、志保の方からむしゃぶりついてきた。
一心不乱にしゃぶる姿は視覚に、淫らにしゃぶりたてる音は聴覚に、玄関に充満する志保の匂いは嗅覚に、愚息に与えられる刺激は触覚に、唇を重ねて舌を絡ませながら送り込まれた唾液は味覚に・・・五感の全てに志保が伝わった時、強い快感が押し寄せて勃起した。
志保の手を引いてリビングに・・・ソファーで志保の身体を押し潰すように屈曲位で挿れようとした。
そんな私に志保からのサービス・・・右手が伸びてきて掴まれ、溢れ出していた大量の愛液を愚息に絡ませるように塗りたくる。
濡れた陰唇がクチュクチュと亀頭を這い回った。

「てんさん・・・どう・・・?気持ちいい・・・?」
「すごくいい・・・」
「てんさん・・・先に謝っとく・・・ごめんなさい・・・」
「・・・?」
「多分・・・あたしが先にイッちゃうから・・・」
「俺も早いよ・・・志保ちゃんと生SEXだから・・・」
「いつもと同じなのに・・・何かちょっとエッチっぽいね・・・」
「今朝からずっとしたかったんだ・・・」
「あたしも・・・てんさん・・・早く来て・・・奥いっぱい突いて・・・」

志保のふくよかな身体がソファーにめり込んだ。
何度も何度もめり込んだ。
上から叩きつけるように志保が一番感じる奥を突いた。
そして視線を合わせ、お互いが昇りつめる様を見せ合う。
志保は愛液を溢れさせながら絶頂を迎え、私はその愛液が溢れかえる膣奥深くへ射精した。
時計に目をやると・・・生挿入からたった5分しか経っていなかった。
もっと長いように感じられたが、5分間という事実を突き付けられて自分が情けなくなる。

「志保ちゃん・・・ごめん・・・たった5分しか出来なかった・・・本当にごめん・・・」
「5分じゃないよ。今朝からずっとしてたんだから・・・えへへ・・・^^てんさんあたし合わせてくれたんだね。あたしが先にイッちゃわないように・・・」
「ごめん・・・激しくしたら我慢できなくて・・・」
「早かったとか関係ないよ。あたし一緒に気持ちよくなれたから嬉しい・・・」

そう言うと、志保は満足そうな表情でお清めのフェラ・・・先程とは打って変わってゆっくりとした丁寧なフェラで志保のお清めを堪能する。

「これするとね・・・てんさんの女だって実感するんだ・・・えへへ・・・^^お風呂用意してくるから待ってて」

志保が風呂の用意をしてる間、この2日間を考えてみた。
私の目的は達成したように思えるが、志保はどうだっただろう・・・当初は志保が乗り気じゃなかっただけに少し気になった。
ふたりでのんびり湯につかる・・・志保に尋ねてみた。

「大した事もしてあげられなかったけど、この2日間どうだった・・・?」
「てんさんは・・・?満足してくれた・・・?」
「色々考えてたら俺の知らない志保ちゃんがいるって思ったんだけど、やっぱりいなかったよ。良い意味で期待外れだったかな・・・」
「だから言ったじゃん・・・てんさんの知らないあたしなんかいないって・・・^^」
「取り越し苦労だったわ。だから色々楽しめたよ」
「何か意味深・・・^^てんさんが楽しかったならあたしも楽しかったよ」
「それならよかった」
「ホテルでハイボール飲んでた時にね・・・結婚したばっかり頃にてんさんが言ってたのを思い出したんだ」
「何か言ったっけ・・・?」
「忘れてるんだ・・・^^?すごく嬉しかったんだよ」
「ちょっと待って・・・思い出すから」

遠い記憶を手繰り寄せようと頭の中を整理してみたが全く思い出せない。

「ごめん・・・頭の片隅から消えたっぽい・・・でも、こうやって志保ちゃんと気ままに出掛けて・・・好きな時に好きなだけ好きなように色々出来たから幸せなんだよな・・・」
「あたし・・・てんさんに冗談でうそつきって言ってるけど、てんさんうそつきじゃない。てんさんは・・・今と同じような事を結婚したばっかり頃にね・・・あたしに言ったんだよ。好きな女を好きな時に好きなだけ好きなように抱けるのは幸せだなって・・・」
「そんな格好良いこと言ったっけ・・・?」

志保の視線に合わせてずっと見つめていたら志保が下を向いてしまう。

「どうかした・・・?」
「・・・」

入浴剤で白濁した湯の中で志保の秘部に触れてみる・・・同時に志保が私に身体を預けた。
二度三度と志保がイキ果てる様を見て自己満足に浸り、何度目かの絶頂を迎えた時、愛撫の手を緩めた。

「ごめんなさい・・・てんさんまだなのに・・・あたしばっかりごめんなさい・・・」
「そんな情けない顔すんなよ。俺まだ時間が掛かるし・・・それからでも遅くないよ」

長風呂を済ませて身体を拭き、志保の長い髪を乾かすのを手伝う・・・パジャマに着替えて寝室でのんびり・・・目の無くなった志保を見ながらハイボール・・・明日は娘が帰って来る。
志保とふたりっきりの楽しかった時間だったが、楽しい時間はやっぱり短いと感じる。
それは志保も同じのようだ。
ちょっと早いが、布団に潜り込む・・・意識が無くなる寸前に志保から求められたのは、言うまでもない。

そんな私達夫婦も私53歳 志保48歳を迎え、新年を迎えます。
皆様、良いお年を・・・

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カテゴリー:恋人・夫婦
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投稿No.7082
投稿者 てん (52歳 男)
掲載日 2018年8月16日
投稿No.6973の続き

私達夫婦は、娘ひとりしか授かりませんでした。
人並み以上に夜の夫婦生活に励んだ事もありましたが、幸か不幸か二番目の子供を授かる事無く今に至ります。
そんな娘も大学に入学して楽しいキャンパスライフを歩み始めました。
手は掛からなくなりましたが、金はまだまだ掛かるようで・・・大学卒業までの4年間で学費や交通費・成人式の費用・車の免許・就職活動など、まだまだイベントやら何やらで札に羽が生えて飛んでゆく・・・これで子供が何人かいて私の稼ぎじゃ私達家族の生活が破綻してましたね。
考えると寒くなりますが、結果オーライ的な感じです。

そんな事もあり、夫婦で年明けにがん検診を受診しました。
その結果ですが、私も志保も全く異常が無く安心しました。
問診時に私は禁煙を勧められ、志保は軽い運動か簡単なダイエットを勧められられました。
私は、ふくよかな志保が好きなので無理しなくていいと話してあります。
そんな志保は、簡単な糖質制限を始めました。
簡単に出来るからと言って米などの穀物を食べる量を減らしています。
食べる事が好きな志保に申し訳ないし、私も何か始めなきゃと思い立ち、禁煙を考えましたが、これが難しい。
半日も我慢したら気が狂いそうになる。
ならば、本数を減らす節煙と思いましたが、吸ってしまう事に変わりはない訳で・・・そんな私に志保から提案・・・

「てんさん、iQOS・・・?だっけ・・・あれにしてみたら・・・?」
「あれさ高いんだよ。壊れたら大変だし・・・品薄みたいだし・・・」
「今日見たよ。すぐそこのセブンで売ってた」
「どうしようかな・・・」
「買っちゃえば^^?」
「う~ん・・・」

生返事をしていると腕を掴まれセブンに連行・・・払いは志保・・・ダメだと言ったら・・・

「あたしだって貯金してるんだよ^^だからいいよ。でも、タバコはてんさん買ってね」

タバコの方を買い求め、家に帰ってバッテリーを充電・・・説明書を穴が開くほど読み、吸ってみる・・・とても軽い感じだ。
煙らしき気体を吐き出すが、すぐに消えて無くなる。
独特の臭いがするが、燃やすタバコの比ではない。
これはこれでありかも・・・何か嬉しかった。

「てんさん、嬉しそう^^」
「思ってた以上にいいわ」
「殆ど臭いもしないね」
「煙もすぐ消える」
「気に入ってくれた^^?」
「うん」

その日からiQOSのお世話になる事にした。

そんなこんなで娘が高校を卒業した頃、志保のガラケーが壊れた。
液晶が全く映らない。
私もガラケーで志保と同じ機種で色違い。
買ってからかなり時間が経っている。
娘はスマホだ。

「てんさん・・・どうしよう・・・」
「買うしかないよ。明日買いに行こうか」
「ごめんね・・・壊しちゃって・・・」
「俺のも充電しても1日半くらいしか保たないんだ。一緒に買ったんだから寿命だと思うよ」
「てんさんのも買い替えようよ・・・あたしだけじゃ申し訳ないし・・・」

翌日は休みだったのでケータイを買いに・・・何とかデータは取り出せた。
志保はガラケーでいいと言ったが、時代の流れからしてスマホだと言った。
機種代も高いし月々の費用も高いからと志保が言う。
志保はアナログ人間なのだ。
PCも苦手でいつも格闘している。

「志保ちゃん、俺も同じスマホにするから心配ないよ」
「でも高いから・・・」
「それだったら貯まってるポイント全部使おうよ」
「いいの・・・?」
「俺にiQOS買ってくれたから」
「ありがとう・・・^^」

そんなで私と志保は遅まきながらスマホデビューだ・・・自宅に帰ってまず充電・・・説明書をまた穴が開くほど読んだ。
iQOSの時もそうだったが、全ての文字が小さい。
イライラするほどだ。
そんな私を見て志保が・・・

「てんさん老眼ひどくなっちゃったね・・・」
「うん・・・前より悪くなってる。文字がチラチラしたり、ボヤけたりかすんだりしてダメだ。見えないわ」
「あたしも最近見えなくなってきたんだ・・・」
「スマホは画面を大きく出来るから便利っちゃ便利・・・」
「そうだね・・・お互い不便になるだろうから老眼鏡買おうか・・・」
「そうだな・・・」

急速に生活がデジタル化・・・娘の勧めもあって夫婦でLINEを始めた。
ちょっとしたやりとりには便利なツールだ。
そのLINEだが、スタンプの使い方がよく分からないでいる。
志保も同じのようだ。

「てんさん・・・スタンプってどう使うの・・・?スタンプの意味が分からなくて・・・」
「俺も分からん・・・○(娘)に訊いてみたら?」
「てんさん、教えてくれるって言ったじゃん・・・」
「ごめん・・・」

私と志保はアプリも使いこなせず、毎日スマホと格闘しています。
失敗したなと思ってるのは、一番安かった小さくてコンパクトな機種を選んだので液晶が小さい事。
何から何まで小さくて見えない事が多い。
見えにくいのは機種が悪いのではなく、老化だと思うようにしています。

そんなで2012年春・・・娘は中学へ入学。
私 47歳
志保 42歳
娘 13歳
まだ老眼に悩まされる前・・・確かGWの大型連休に入った時だった。
私は、夜勤明けで帰宅途中の土曜の朝・・・今日から休みだ。
寄り道してコンビニでコーヒーとタバコ・・・

その時、ケータイに着信。相手は志保だ。
「おはよ。夜勤お疲れさま」
「おはよ。今日から休みだよ」
「そうだね。てんさん今ってどの辺?」
「いつものコンビニでコーヒーとタバコ」
「休んでるのにごめんね。何か待ちきれなくて電話しちゃった・・・」
「あれっ?どっか行く約束してたっけ?」
「してないよ」
「急いで帰るわ」
「急がなくていいよ。のんびり帰ってきて」
「お土産買ってく。美味しそうなスイーツがいっぱい並んでたから」
「ありがとう。気をつけてね」

スイーツを3人分買って家路を急ぐ・・・

「お帰りなさい^^」
「ただいま。お土産だよ」
「美味しそう^^」
「○の分と合わせて3人分」

志保の感じが何かいつもと違うな・・・何だろう・・・?
やっと気付く鈍感男・・・ロングスカートにバッチリメイク。

「志保ちゃんスカート珍しいね。それにメイクバッチリだし」
「えへへ・・・^^色々隠したり誤魔化してんの・・・^^」
「ごめん。やっぱり一緒に出掛ける約束してたよね?」
「大丈夫。してないよ^^」
「あれっ?○は?」
「部活だよ」
「そう・・・」

どうやら約束はしていないようだ。
待ちきれないってのは・・・何だろう・・・?

「ご飯?お風呂?」
「食べるわ」

志保が洗濯物を干しているうちに食べ終えた。
熱めの風呂に入って湯上がりのビール・・・飲んでいると隣に志保が来て・・・

「やっとのんびり休めるね。ビールも美味しいでしょ^^」
「確かに美味いし志保ちゃんの笑顔にも癒やされるよ」
「うそつき・・・えへへ・・・^^」

少し間が空いて志保がこんな事を尋ねてきた。

「ねぇてんさん・・・訊いてもいい・・・?」
「何だい?」
「どうしてこんなに・・・のめり込んじゃったの・・・?」
「のめり込む?」
「うん・・・昔の事だけど、あたしと出逢った頃は結婚してたんだし・・・てんさんって女の人に不自由しそうに見えないし・・・あたしブスだし、スタイルも悪いし・・・今更なんだけど何であたしなのかな?って・・・いつも理屈じゃないんだって言ってくれるけど、何かしら理由はあると思うんだ・・・それが知りたくて・・・」
「今日もそうだけど、俺が疲れて帰ると、笑顔で迎えてくれるし、いつも食事と風呂が用意されてて・・・部屋はいつもキレイに片付いてるし、洗濯物が溜まってる事もないし・・・いつも履かないロングスカートに面倒なメイクまでして待っててくれる・・・元嫁じゃあり得なかったんだよ。それにもうひとつあって・・・キチンと向き合えば志保ちゃんは絶対に裏切らないって思ったんだ。何か元嫁と比べるようで志保ちゃんに申し訳ないんだけど・・・」
「前にてんさん言ってたね・・・離婚して清々したはずなんだけど、何か後味悪いって・・・キチンと向き合ってたのにね・・・」
「縁は切れても胸クソ悪いのだけは残ったよ・・・早く消えないかなって思ってるけど・・・消えないんだよね」
「あたしも・・・昔の事は消えないよ・・・」
「綺麗事だけじゃ生きてけないよ・・・志保ちゃんは思い出すのも嫌だろうけど、志保ちゃんが普通に生きてたら俺は志保ちゃんに出逢わなかったんだし・・・俺はきっとこういう生活とか時間とか無かっただろう・・・」
「離婚と風俗は・・・てんさんとあたしにとって消えない事だけど・・・そのままでいいのかな・・・」
「いいと思うよ。のめり込んだ理由は分かった・・・?」
「うん・・・ありがとう・・・」

ぬるくなったビールを飲み干すと、志保が腕を私の腕に絡ませてきた。
そうか・・・娘はいないんだ・・・待ちきれないってのは、こういう意味か・・・そういえば、お互い忙しくてしばらく空いていたのも事実だ。
ロングスカートを手繰り上げ、ムチムチの太腿を晒して内側をサラサラと撫でた。

「志保・・・」
「いいの・・・?」
「待ちきれなかったんだろ・・・」
「うん・・・疲れて眠いのにごめんね・・・」
「布団に行こ・・・」

いつもと同じように手を繋いで寝室へ向かう・・・カーテンを引いて部屋を暗くすると、志保が抱きついてこう言った。

「あなた・・・あたし絶対裏切らないから・・・ずっと愛してるから・・・」

これは男冥利に尽きるな・・・確か、同じような言葉を聞いた憶えがあった。
結婚した時に志保と旅行に行った時だったと思う。
旅の最後の夜、生理中だった志保は私にむしゃぶりつき、激しいフェラの合間に何度も何度もこう言った。
初めての口内射精に驚いたようだったが、咥え込んだまま志保は全てを飲み込んだ。
とても感慨深いし、とても懐かしい思い出・・・

そんな志保のスカートの手をかけると、床にストンと落ちた。
まだ新しい感じの下着・・・普段は身に着けないロングスカート・・・
それに加えてバッチリメイク・・・鈍感がやっと気付いた。

「志保・・・休みだし○も部活だから『ホ』のつく所へ行きたかったのか・・・」
「・・・(頷く)」
「ごめん・・・今から行こ」
「・・・(首を横に振る)」

志保の手が慌ただしく動く・・・ササッと脱ぎ、私の服を脱がせる。
キスも程々に志保の唇が段々と下へ・・・下から私を見ている・・・

「すぐしたいの・・・してもいい・・・?」
「うん・・・」
「最初から最後までしてあげたいの・・・それしてもいい・・・?」

志保が主導のSEXか・・・どうやら私はマグロでもいいらしい。

「好きな女がしてくれるってのを断るバカいないよ」

志保は、あの時と同じようにむしゃぶりついてきた。
時折、見せる艶めかしい表情・・・その頬がボコッと歪むほど頬張る強いフェラ・・・咥え込んだ隙間から唾液が糸を引くように滴り落ちていく・・・気付けば硬さが増していた。

そのまま引き倒され、布団の上で大の字になる・・・志保がひたすらしゃぶる・・・唇が生き物のように這い回る・・・裏スジを執拗に舐める・・・深くまで咥え込んでいやらしい音を立てる・・・何かに取り憑かれたかのように貪る・・・我慢出来ずに手が伸びる・・・途方もなく濡れている・・・男の本能で掻き回そうとする・・・その手を遮られる・・・私をずっと見つめている・・・右手を添えて膣へと迎え入れる・・・ズブズブと飲み込まれる・・・熱くなった膣内で締め付けられる・・・膣の奥が夥しく溢れる・・・あまりの快感に果てそうになる・・・射精寸前で志保の身体が離れる・・・再び同じ行為が違う体位で繰り返される・・・体位を変えてくれる事4回・・・騎乗位・背面騎乗位・後背位・そして対面座位・・・志保の身体が密着して激しく揺れる・・・柔らかくて大きな胸が潰れる・・・お互いの息遣いが荒くなる・・・志保の身体が震え始める・・・生々しくて淫らな喘ぎ声が聴こえる・・・その声を聴きながら熱くて溢れた膣へ射精する・・・久しぶりで溜まっていたが、思った以上に長持ちしたような感じだった。
志保は肩で息をしている・・・嘸かし疲れただろう・・・ギュッと抱き寄せ、ふくよかな身体を私に預けさせた。

「あなた・・・すごくよかった・・・」
「志保もすごくよかったよ・・・」
「でも・・・いつもより遅かったね・・・」
「少しだけな・・・」
「あたしがきっと緩くなってるんだね・・・ごめんなさい・・・」
「いつも早いし、ホテルにも連れてけなかったからさ・・・ちょっとも頑張らないとね・・・緩くなんかなってないよ」
「あたしが緩くなってないかって訊くと、いつもそう言ってくれる・・・」
「気遣いって訳じゃないけど、昔から変わってないよ。志保がイク時ってすごく締まるから・・・」
「真剣な顔で言われると恥ずかしい・・・」
「俺の方が弱くて・・・申し訳ないなって思うよ」
「気遣いとかお世辞じゃないけど、あなたもイク時ってすごく硬くなる・・・だからいつもいつも気持ちよくて・・・」
「志保・・・今夜もしようか・・・」
「いいの・・・?」
「もちろん」
「疲れちゃうよ・・・大丈夫・・・?」
「休みだから大丈夫。それに志保がしたい時は俺もしたいんだ・・・」
「あなたがしたい時は・・・あたしもすごくしたいんだ・・・」
「多めに用意しといて・・・」
「えっ・・・何を・・・?」
「タオルだよ・・・」

一瞬だけ間が空いて志保は顔を真っ赤にして抱きついてきた。

「俺がいくら鈍感でもタオルの枚数くらい気が付いてるよ・・・」
「うそつき・・・ずるいよ・・・」

脇腹をギュッと抓られた・・・嘘とかついてないんだけどな・・・今夜も志保とSEX・・・嬉しかった・・・

化粧を直して着替えた志保が・・・

「買い物に行ってくるね」
「うん・・・寝てるから晩飯になったら起こして」
「何か食べたい物ある?」
「唐揚げがいいかな・・・○も好きだから。志保の作る唐揚げ美味いし」
「うそつき・・・^^何か欲しい物は?」
「ちょっと効きそうな栄養ドリンク・・・1本でいいよ」
「やっぱり疲れてるんだね・・・今夜はしない方がいい・・・?」
「それじゃ俺がマジうそつきになっちゃうじゃんか・・・」
「効くの買ってくる・・・」

効きそうなのじゃなく、効くのを買ってくるそうだ・・・志保のチョイスが楽しみだった。
志保が出掛けた途端、強烈な睡魔に襲われる・・・白昼のビールとSEXってのは格別だな・・・眠るには最高のチョイスだった。

その夜・・・志保の声で目を覚ます。

「てんさん、てんさん、ごはんだよ」

スッキリと目が覚めた。
目の前に畳まれたタオルが山積みにされている・・・ギョッとした。
いくらなんでも多すぎだよ!目玉が飛び出そうだった。
台所に立つ志保に・・・

「あのさ・・・」
「ビックリしたでしょ?見たら目が覚めるかなって思ったんだ・・・えへへ・・・^^」

志保流のジョークなんだろうが、意外とジョークじゃなくて本心だったりするのかも・・・?
三人で飯・・・二人は晩飯だが、私は朝飯・・・唐揚げは薄味で大根おろしとレモンが用意されていた。
サッパリと食べられるのが嬉しかった・・・

「てんさん、ドリンク冷蔵庫に入ってるよ」
「ありがとう」

どうやら娘は部活がハードだったらしく疲れたを連呼しながら愚痴っていた。
あまり無理せず、しっかり食べてしっかり寝なさいとだけ言った。
テレビなど観ていたら志保が栄養ドリンクを持ってきてくれた。

「てんさん、これ飲んでみて」

何だか怪しげなドリンクを一気に飲む・・・何だかすごい味がする・・・胃がチリチリする・・・

「どう・・・?」
「すごい味がする」
「効きそう・・・?」
「もう効いてきたよ」
「うそっ?」
「気休め程度になればいいかなと思って・・・」
「・・・^^」

真面目に見て律儀に選んで高いの買ってきたんだろうな・・・

「てんさん、お風呂は・・・?」
「入るよ。一緒にどう・・・?」
「○がまだ起きてるから・・・^^」
「それじゃ先に・・・」

風呂にのんびり入る・・・身体を洗おうとしたらドアの隙間から志保が顔を出した。

「やっぱり一緒にいい・・・^^?」
「○は?」
「疲れて寝ちゃったよ」
「それならどうぞ」
「身体洗っちゃった・・・?」
「今から」
「よかった・・・背中流してあげるね・・・^^」

志保に背中を流してもらう・・・泡を洗い流すと、後ろから抱きつかれる・・・たわわな胸が私の背中で押し潰される・・・志保の両手が股間へ伸びた。

「てんさん・・・効いてきたみたい・・・」
「おかげさまで・・・」

前に回ってきた志保が真顔で私を見ている・・・昼間に志保から尋ねられた事と同じ事を尋ねてみた。

「志保ちゃんは・・・どうしてこんなにのめり込んだんだい・・・?」
「それは・・・てんさんがうそつきで・・・ずるいから・・・」
「うそついてるつもりなんてないんだけどな・・・」
「あたし騙されてるって思ってたんだ・・・一緒に暮らし始めた頃・・・」
「何で・・・?」
「何の得も無いのに・・・あたしをここに住ませてくれて・・・あたしの借金まで返してくれて・・・それでもてんさんは何も言わないでいて・・・損ばっかりなのに・・・」
「損なんかしてないよ。志保ちゃんを嫁さんにした」
「てんさんは・・・ちょっと鈍感だけど真面目で優しい人だから・・・家賃分で何するから何すればいい?って訊いたら優しく笑って掃除して欲しいって・・・前から好きになってたんだったんだけど、それでもっと好きになって・・・でも、てんさん離婚したばっかりだったからどうしていいか分からなくて・・・無理にあたしから誘ったのに・・・結婚も女も懲り懲りだって言ってたてんさんが抱いてくれた・・・すごく嬉しくて・・・何か上手く言えなくてごめんなさい・・・」

騙されてるかぁ・・・普通に考えたらそうなるだろう。

「こんなに器量の悪いあたしを好きって言ってくれるし、スタイルだって悪いのに、あたしの身体が好きって言ってくれる・・・緩くなってるのに、気持ちいいって言ってくれるし、浮気ぐらい出来たはずなのに、しないで真っ直ぐ帰って来てくれる・・・『志保ちゃん』なんて呼ばれる歳じゃないのに、今でも誰の前でも志保ちゃんって呼んでくれる・・・これだけ想ってくれてる人にね・・・のめり込まない方がおかしいよ・・・」
「こういう言い方はどうかと思うけど・・・」
「・・・?」

「志保ちゃんを好きか嫌いかは俺が決める事。志保ちゃんの器量の良し悪しやスタイルの良し悪しも俺が決める事。名前の呼び方もそうだし、締まりの良し悪しもそうだよ。浮気して外で遊んでくるか真っ直ぐ帰って来るかも俺が決める事。そういう気持ちで息が詰まるようならダメだけど、今でも雰囲気良くてのんびり暮らしてるんだし・・・経済的にはちょっと厳しくて申し訳ないんだけど、俺の決めた事は少しでも志保ちゃんを幸せに出来てるか・・・?」
「てんさん・・・やっぱりずるいよ・・・」
「何が・・・?」
「あたしが何も言えなくなるような事を言うから・・・」
「ずるいかぁ・・・」
「先に上がって待ってて・・・ここでしたくなっちゃうから・・・」
「分かった・・・」

先に上がって布団に座り、志保が来るのを待った。暫くしてバスタオルを巻いた志保が・・・

「遅くなってごめんなさい・・・」
「今朝は俺が待ち惚けさせちゃったから。全然いいよ」

隣に座る志保・・・

「てんさん・・・いっぱいする・・・?」
「そのタオルの分くらいか・・・」
「そんなにダメだよ・・・」
「昼間いっぱいしてくれたじゃんか・・・それと同じくらいならいい・・・?」
「うん・・・」

スタオルを取ると、熟れて豊満な身体が晒される。
志保の下腹部に私が刻み込んだ赤黒いシワのようなボコボコの縦線がハッキリ見えた。
志保の身体を見る度に見える線・・・いわゆる妊娠線と言われるものだ。
それを優しく撫でた。

「ごめんなさい・・・やっぱり気になるよね・・・」
「俺にとってこれは・・・志保ちゃんを俺の女にしたって『しるし』みたいなものなんだよ」

志保が無言で抱きついてきた。下腹部から更に下へ手を伸ばす・・・激しい濡れを感じる。
いとも簡単に私の指が滑り込んでしまう・・・愛液を絡め取るように強く掻き回していると、志保が見る見るうちに情けない顔になった。
私を見つめながら小さな声で・・・

「てんさん・・・出ちゃう・・・」

志保は声を押し殺して絶頂を迎える。
数回に分けて温かい愛液が溢れ出したのが分かるほどだった。
恥ずかしがる志保をそのまま四つん這いにして後ろから更に奥まで指を進めた。
その奥に当たる度、必死に声を押し殺す・・・何度も溢れた志保は・・・シーツを力一杯掴んで何度も強く握り締めた・・・その指が妙にエロかった事を憶えている。
そんな志保の身体が力無く崩れた・・・譫言のように何かを呟いてる・・・

「あたしばっかり・・・あたしばっかり・・・ごめんなさい・・・」
「気持ち良かったんなら・・・それでいい・・・」
「てんさんまだなのに・・・あたしばっかり・・・」
「昼間は俺がしてもらったから・・・夜は志保ちゃんって最初から決めてた・・・だから今夜もって言ったんだ」

また志保が無言で抱きついてきた。

「志保ちゃんしっかりしがみついてて・・・」

屈曲位で志保の膣を貫き、力任せに奥を激しく突いた。
必死に声を押し殺し、歪み始めた表情が段々と情けなくなってくる。
私の動きを遮ろうとまでする・・・私を見つめた志保の唇が何かを囁いている・・・

『また出ちゃう・・・ごめんなさい・・・もう・・・もう出ちゃう・・・』

私は・・・突くのを止めなかった。
止めないのではなく、止められなかった・・・無意識に志保を抱え、耳元でこう言った。

『俺もだよ。だからしっかりしがみついてて』

志保の指先が私の両肩に強く喰い込み、爪が両肩に深く喰い込み、右肩に志保が唇を寄せて前歯が喰い込んだ。
両肩への爪痕と右肩への歯型・・・強い痛みと引き換えに私は志保の絶頂と己の快楽を手に入れ、その止め処なく溢れてきた部分に包み込まれながら射精・・・

「志保ちゃん・・・」
「てんさん・・・ごめんね・・・いつもこんなで・・・」
「謝る事なんてないよ」
「あんなに激しくしないと、てんさんイケなかったんだよね・・・あたしがダメなのに・・・それなのにあたしばっかり・・・ごめんなさい・・・」
「ダメじゃない。それにそういう事は俺が決めるって言ったじゃんか・・・」
「あたしって・・・まだ大丈夫そう・・・?」
「どうしてもあのぐらい激しくしたかったんだ・・・本当はもっとしたかったけど、志保ちゃん物凄く締まって我慢出来なかった・・・」
「てんさん物凄く硬くて・・・あたし何回も・・・」
「それだけお互い良かったって事だよ」
「良かった・・・^^」
「俺さ・・・物凄くガバガバでユルユルな女を知ってるだよ・・・あれはマジ酷かったな・・・何回か中折れしたし・・・」
「なかおれ・・・?」
「その真っ最中にダメになるって事」
「てんさんが・・・?」
「うん・・・」
「そういう時って嫌な事とか何かあったりした・・・?」
「ガバガバのユルユルで尻が軽くてさ・・・俺を全力で拒否するくせに他所の男には簡単に股開くし、しかもその男の種で孕んじゃうとか・・もう救いようがないだろ・・・?貞操観念なんて存在しなかったみたいよ」
「それって・・・元嫁さんだよね・・・」
「そういう事・・・俺が鈍感だから絶対分からないとでも思ってたんだろう」
「てんさん・・・訊いてもいい・・・?」
「いいよ・・・」
「てんさんの初めてって元嫁さんだった・・・?」
「悔しいが・・・」
「あたしもそうだけど、お互い初めての相手には恵まれなかったね・・・」
「それでも志保ちゃんとこうしていられるから・・・これ見てみなよ」

志保が私の身体に刻み込んだ爪痕と歯型を見せた。

「あっ!痛かったよね・・・ごめんなさい・・・」
「ちょっとな・・・」
「痛さでダメにならなくてよかった・・・」
「ダメ・・・?」
「てんさんが言った中折れ・・・前にね・・・あたしとも何回かあったから・・・」
「えっ?無いよ。一度も無いよ。色々あったり何か考えちゃうと、俺の方が最初からダメで出来ない事はあったけど・・・」
「あっ・・・そっかぁ・・・する前だもんね・・・」
「自慢じゃないが、志保ちゃん抱いたら必ずだよ・・・結婚前から真っ最中にダメになった事は一度も無い」
「そうだね・・・えへへ・・・^^」
「これからも無いよ。噛みつかれても喰いちぎられても」
「うそつき・・・えへへ・・・^^」

ふたりでシャワー・・・身体を流していると・・・

「てんさん・・・ごめんね・・・いつもしてる『あれ』忘れてて・・・」
「あれ・・・?」
「ほら・・・いつも終わった後にしてるあれ・・・」

お清めのフェラか・・・

「てんさんが気持ちいいって言ってくれてるのに・・・ごめんね・・・」
「またした時でいいよ。何なら明日の朝でもいいし・・・それで志保ちゃんに起こしてもらうと気持ちいいだろな・・・」

半分以上は冗談・・・いや殆ど冗談のつもりだった。
それよりも強烈な睡魔に襲われ始め、その後の会話は、記憶に残っていない。
布団に潜り込み、志保の身体を抱き寄せて眠りに落ちた。
何か夢を見たようだが、憶えていない。

明朝・・・快感というか不思議な感覚で目を覚ますと、下着姿の志保がしゃぶっていた。
眼と眼が合う・・・

「志保ちゃん・・・」
「やっと・・・起きてくれた・・・」
「ごめん・・・」
「気持ち・・・いい・・・?」
「うん・・・」

お清めじゃないが、志保のフェラチオ・・・微睡みの中で夢精するような感覚に陥る・・・そんな気配を感じ取ったのか、さっきまで強めだったフェラが弱まる。
しゃぶる合間に言葉が・・・

「イキ・・・そう・・・?」
「うん・・・」
「てん・・・さん・・・この・・・まま・・・」

志保が両手を繋いできた・・・湿った手・・・絡める指にギュッと力が入る・・・一気に深くまで咥えると、志保の頭が激しく動き、唇と舌が絡みつき、唾液が滴り落ちた。
時間にして数十秒の出来事だったと思う。
私は志保の生温かい口内へ射精・・・その全てを受け止めた志保は、控えめに体内へと流し込んだ。
本当に夢精したかのようだった。

「てんさん・・・ごめんね・・・本当はしたかったよね・・・」
「うん・・・」
「あたしもだよ・・・ホントはね・・・我慢出来なくて夜中しちゃたんだ・・・」
「何を・・・?」
「お口で・・・えへへ・・・^^」
「ごめん・・・気が付かなかった。起きてすればよかったな・・・」
「疲れてたんだからしょうがないよ。あっ・・・もう○が起きてくる時間だから・・・ごめんね・・・」

私が欲しかった志保の部分に触れてみると・・・下着の上からでも分かるほど熱く湿っていた。

「てんさん・・・続きは・・・今夜でもいい・・・?」
「そんなにいいのか・・・?」
「いいよ・・・えへへ・・・^^てんさん夜中に寝言で『りほちゃん』とか『志保ちゃん』とか『志保』とか、ずっとあたしの名前呼んでくれてた・・・すごく嬉しかったんだ・・・だからしたくて・・・」

そう言い残すと、志保は軽く身支度を済ませて母親の顔になった。私も父親の顔にならなきゃ・・・夢と現と幻の中で私は志保を抱いていたのかも知れない。
それにしても・・・『りほちゃん』と呼んでしまったのは、寝言とはいえ大失態だ。
志保が気にしている部分をダイレクトに言ってしまった。
その事をその夜、交わる前に志保へ詫びた。

「てんさん、そんなの気にしなくていいよ」
「でもなぁ・・・」
「あたしが『りほちゃん』から『志保ちゃん』になって『志保』にしてくれたのは・・・てんさんなんだから。えへへ・・・^^」
「何か申し訳ない・・・」
「あたしからてんさんへ提案・・・そんなに気になるなら・・・その三人を・・・まとめちゃえばいい・・・」
「・・・?」
「その三人をまとめていっぱい抱いてくれればいい・・・」
「3回も無理だよ・・・」
「1回でいい・・・」

私達は前戯を飛ばして交わった。
体位を問わず、私はひたすら突きまくり、志保はひたすら締めまくった。
下手に言葉は交わさず、合間に挟むフェラとクンニとアイコンタクト・・・面白いように感情が伝わった。
最後は後背位・・・私も志保もそう決めていた。
お互いがお互いを導き合い、絶頂へと導いた。
目の前が真っ白になり、志保の身体が小刻みに震えていた。
膣内射精の余韻に浸っていると・・・

「てんさんの好きなの・・・やっとしてあげられる・・・」

正真正銘のお清めフェラ・・・エロさも感じるが、やはり違うものを感じる。
それが堪らなかった。

さて・・・世の中はお盆休みも終盤でしょうか・・・私はGW明けからかなり遠方の他拠点へ応援に行っていました。
遠方の為、単身にて現地へ・・・3ヶ月間の固定夜勤での肉体労働で身体が悲鳴を上げたようで・・・少しばかりの金で身を削ったようです。
お盆休み前に帰宅した私の顔を見た志保が血相を変えて痩せた私の身体をガサガサと触り、きつかったのかと泣きながら訊かれて・・・答えるのに困りました。
暑かったからだと誤魔化しましたが、休み中は休養するように言われ・・・ですが、禁欲生活が何よりつらかったと言い、貪り喰うように抱いてしまったのも事実です。
志保も積極的それに付き合ってくれたので、禁欲生活も応援終了と同時に終了しました。

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カテゴリー:恋人・夫婦
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