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【投稿No.： 836の続き】
１時間半くらいは寝ていたであろうか。
運転手が「佐久のどこに行けばよろしいですか？」と聞いてきたのでとりあえず駅に付けてもらった。
いなか街なので目立つ、目立つ！
実家まではタクシーで行く旨をＫ子に告げ降りようとしたら
「いっしょに連れて行ってくれないんですか？」と言って泣き出した。
しかたないので会社の代表で来てくれたことにして連れて行くことにして、車は帰ってもらうことにした。
いきなりこんな車で行ったら親戚から白い目だし・・・。

ほどなくおふくろの実家に到着したが、ご近所さんが多数いるだけで家の親族はまだほとんど着いてなかった。
するとＫ子はかいがいしくエプロンを着け台所手伝いを始めてしまい、周辺の人に愛想よく挨拶を初めてしまった。
内心、まずいなと思ったが後の祭りである。
そうこうしてる内に親戚が集まって来てお通夜となった。
気がつくとＫ子と俺の両親がなにやらなごやかに談笑しているではないか！
やーな予感がしているとおふくろが呼んでいるので行くと
「まさお！Ｋ子さんと婚約したんだって？なんでそんな大事な事早く言わないの？」と衝撃の発言！
Ｋ子は横でうれしそうな顔をしている。
「やられた！」と感じたが怒る訳にもいかないのでおしおきにペニパンを始動させてやったらＫ子は顔を歪め、そそくさと奥に消えてしまったので後を追い、物置でさるぐつわをしてお仕置きしてやったがまだ腹の虫がおさまらないのでわんわんスタイルで怒りの中だしをしてやった。

その後Ｋ子はなにごともなかったように親戚のおじさんと盛りあっていて、大変気にいられていた。
そうこうしているとなんとＫ子の両親まで来ていてびっくり！
Ｋ子が電話で知らせたようだ。
急遽、両家の両親との話し合いになり、結婚の話まですすんでしまった。
Ｋ子の母親が俺に小声で
「Ｋ子のいけない事、ご存知ですよね？どうか捨てないでくださいね！」と念を押され、そのかわりと言って
「支度金、○○億でよろしいですか？」ととんでもない事を言われた時俺は決心した。
今夜はＫ子と近くのホテルに泊まる事にしてとりあえず、その場を離れた。
今、Ｋ子は俺のお仕置きを受け、意識なくぐったりしていた。
これ以上は意味がないのでこの話はこれにて。
まあ人生こんなもんである。