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投稿No.8202
投稿者 子会社社長 (50歳 男)
掲載日 2022年5月13日
私は仕事柄、東京と札幌を行ったりきたりしている。
だから移動の電車や飛行機で、隣に座る色んな人と知り合いになるのはよくある話。
もちろん、若い女性とかも。
でも、そこから恋愛に発展することはない。そういうものだろう。

しかし、ある日のこと。
空港直通の快速で帰る時のことだった。
彼女に気づいたのは、電車に乗り込んで椅子の向きを変えようとしていた時。
きっと初めてここへ来るのだろう。少しフラフラ気味で挙動が不審で、椅子の操作がわからずしどろもどろ。
その行動が、うまく言えないがオーバーというか、目立つ。
見かねて、私が椅子の操作を教えた。
不思議な女性だ。後ろ姿と歩き方は婆さんみたいなのに、顔は若くて綺麗だ。
というか、大きな瞳の周りがちょっと黒ずんで疲れている感じもある。
ほどなく、彼女は椅子にどっかり座って爆睡してしまったようだ。
電車が発車し、数駅通過してから停車した時、彼女は焦ったように起きて慌てて降りようとした。
が、どうやら違ったようで、席に戻ろうとする。
しかし、立ち上がった隙に他の客に座られた。
はぁ…と脱力する彼女。私と目が合った。
私の隣は空いている。
手招きすると、少し会釈してやってきた。
そして、すぐに寝る。
オレンジのニットに膝上の白いタイトスカート。
若干脚を開き、首をのけ反らせて眠る。無防備すぎる。
それほど疲れているのかもしれないが、なぜか尻軽な印象を持ってしまう。
肌が白い。喉元がセクシー。
いかんいかん。
途中で何度か起きる。
「どちらまで、ですか?」
彼女に聞いてみた。
「えっと…」
頭をかかえる。
声は若くて可愛い。
何歳なのだ?
「多分…終点です」
多分って、なんだ。
「どちらから、いらしたんですか?」
「◯◯からです」
「そしたら飛行機?」
「ええ…」
妙だ。なぜ荷物がハンドバッグと紙袋一つずつなのか。まるで近所の人だ。
旅行ですか?などと聞けそうな雰囲気でもない。
「お仕事ですか?」
「いえいえ、そんなんじゃないんです」
私の顔を覗き込む。
まるで助けを請う子猫のような表情。
絶対に、何かある…。

ぐうう…。

彼女のお腹が鳴った。
慌ててお腹を押さえて、少し赤くなる。
なんか、可愛い。
少なくとも食事には誘えそうだ。
しかし、この程度のコミュニケーションで食事には誘えない。
どうするか。
「お荷物、少なめなんですね」
素朴な疑問から。
「なんか…服なんか旅先で買えばいいかなって」
結構な行き当たりばったり。
「お宿は、お決まりなんですか?」
「いえ。ビジネスホテル適当に…。きっとどこか泊まれるから」
行き当たりばったりというか、無茶苦茶。
なんだこの、不思議すぎる感じ。
彼女に本気で興味が湧いてきた。
「気ままな一人旅…といったところですか?」
彼女の表情が曇った。これは失敗か。

ぐうう…。

また彼女のお腹が鳴る。
「あ…また…」
微かに照れ笑い。可愛いな。
「よろしければ、駅に着いたらお食事でも」
「え…でも手持ちが…」
「あ、そんなことは気にしないで」
というか、手持ちないんかい。
表情に喜びが。多分何も食べてないのだろう。

時刻は夕方5時過ぎ。
ほんのり陽が沈み始める頃。
「お好きな食べ物は、なにか?」
「えっと…うーん…」
「そしたら、なにか適当に…」
「あ、砂肝とか…」
渋いな。
近くの焼き鳥屋へ。
ガヤガヤしているのがちょうどいい。少し突っ込んだ話もしやすいものだ。
お酒は飲めるらしい。それもまたいい。
まずはビール。
飲みっぷりがいい。
ゴクゴクいく。
これは強いな。
世間話をしながら、徐々に核心へ迫る。
旅の目的は何なのか。
なかなか聞けない。
日本酒にシフトする。
めちゃめちゃ飲む。
ほろ酔いになる。
そして遂に…。

「子供を…取り返しにきたんです」

なんと。
めちゃめちゃ重い!
離婚した旦那がこちらへ転居。
既に新しい嫁と一緒。
公正証書が一方的かつ不利に作成されたようだ。
なんで弁護士に相談しなかったのか。
だが過去を責めても仕方がない。
家財道具は殆ど売り払い、なんとかお金を作ってここまで来たようだ。
というか、取り返すまで帰らない覚悟だ。
最初のボケーっとした印象からかけ離れた、目力たぎる表情になっていた。
「ここには、頼れる人はいるんですか?」
首を横に振る。
金もない、泊まる場所もない、服もない。
ここまで無茶苦茶な行動に出るほど、追い詰められている。切羽詰まっている。
まずはここまで来ないと、何も進まないとおもったのだろう。

焼き鳥屋を後にする。
ともかく、私の家へ暫く住まわせることにした。
この時は、彼女をどうこうしようなんて微塵も思っていなかった。
こんなに必死なのだ。助けるしかない。
私は一人暮らしだ。会社を経営している。
いくらか貸し与えて服などを揃えさせ、雑用や簡単な事務で雇い、弁護士も紹介した。
時間はかかったが、子供たちは戻ってきた。
公正証書がどうのではなく、結局は向こうの嫁と合わなかった。
なにより、母といたかった。
子供の意思が最優先だ。
子供達ともども、しばらく住まわせた。
学校のこともあるし。
休みの日はみんなで出かけた。
子供達は私に懐いた。
まるで、ファミリーだ。
悪くない。いや、妙に幸せだ。
彼女は出会った時に比べて、めちゃめちゃ明るくなった。
歩き方も、若々しくなった。
よかった。

「あの…」
子供たちが寝静まった夜。彼女が言い出した。
「当たり前のようにお世話になってしまって…。でももう、そろそろ戻ることを考えています」
そうか。
彼女は頑張り屋で、一生懸命働いて私への借金も返済した。
ここが節目と思ったのだろう。
しかし、どう考えても帰るメリットなんてない。子供たちの学校もコチラだし、帰っても何もない。
明らかに、私に気を遣っている。
「ねえ、本当に帰りたいのかい?」
彼女は暫く考えて、考えて…。
そして涙を溢れさせた。
「わたしには…こんなにいいひとといるしかくが、ないの…」
なにを今更。
「なんだ。明るくなったと思ったのに、またシケた顔して」
グスングスン。
「なあ…」
グスングスン。
「結婚しようか」
「!?」
一気に泣き止んだ。
「ずっと、いいなぁって思ってたよ。君のこと」
「そんな…全然何もしてこないから、絶対に私に興味ないって思ってた」
「いや、我慢するのは大変だったよー」
「ああ…」
「君は、どうなの?」
「す…好き。好きすぎて…だから帰らなきゃって」
もういい。
彼女の唇を奪い、寝室へ連れていった。
お互いにこの数ヶ月、気持ちを抑えていたのだ。ベッドで激しく絡み合うように抱き合い、何度も熱烈な接吻を繰り返した。
手のひらサイズの胸と白い肌。とても滑らかな彼女の肌に、初めて触れた。
もう私も、何年も女を抱いていなかった。
子供を2人も産んでいるのに、くびれたウエストが美しい。
綺麗だ。とても綺麗だ。
私のモノを愛おしそうにほおばる彼女。
シックスナインで互いに刺激し合い、彼女の方から挿入してきた。
コンドームなんて、つけていない。
私自身、初めて直に女性器へ挿入した。
なんという温かさと強烈な刺激なのか。
私の上で喘ぎ、仰反る彼女。跳ねる彼女。
私のモノは棒のように固くなり、彼女の奥で強烈な刺激に耐えている。
イッてしまうのが勿体ない。永遠に繋がっていたい。
上下が入れ替わり、彼女と抱き合う。
腰を振りながら接吻を繰り返す。
ダメだ…もうダメだ。
脳がどうにかなりそうな気持ちよさを感じた時、彼女の奥で私のモノは盛大に、跳ねるように射精した。
溶けてしまう…なんだコレは…。
一晩中抱き合いながら眠った。

今は子供が3人。彼女の連れ子と、このお話で出来た子。5人で幸せに暮らしております。

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カテゴリー:恋人・夫婦
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コメント

  1. ポッペン

    終わり良ければすべてよし末永くお幸せに♪
    6人目の家族もガンバレ!!(大きなお世話かww)

    • 子会社社長

      まさに励んでいるところですw

  2. たか

    当時は、独身だったのですね?
    いつ頃のお話ですか

    • 子会社社長

      私が35の頃です。十五年くらい前です。
      生涯独身かと思っていたので、この出会いに感謝しています。

  3. なかやま

    素晴らしい出会いと、行動ですね。

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